2016年春季アニメの感想(その3):坂本ですが?/暗殺教室2期/ハイスクール・フリート

霧島さんと山城さん

 相変わらず弾薬不足が続く「艦これ」のユースフ艦隊ですが、新規参入者は金剛型四姉妹の末妹霧島さんと、不幸姉妹の異名を取る扶桑型二番艦山城さんです。

航空戦艦扶桑と伊勢 

 既に扶桑さんと伊勢さんは改装により航空戦艦になりましたので、戦艦は比叡、霧島、山城の三艦体制です。山城も航空戦艦に改装予定なので、戦艦がやや手薄になりますね。金剛・榛名もぜひ加えたいところです。

筑摩さん 

 あと利根型重巡の筑摩さんも加入。実は重巡は数も揃ってないしあんまり育っていないんですよね。戦艦や空母の威力を知ってしまうとどうも決定力不足な感じです。

坂本ですが?20160703 

 本日は2016年春季アニメの感想その第三回目です。まずは「坂本ですが?」。一挙手一投足がCool Cooler Coolestでスタイリッシュな坂本の学園生活を中心とする人情ギャグが原作です。結局最後まで名前は不明したが、もしかすると「坂」が名字で「本」が名前なのかも知れません。

雀を介抱する坂本 

 スタイリッシュさいでは坂本の足下にも及ばない私ですが、雀が好きなところは共感しました。雀、カワイイですよね。

8823先輩 

 連続するストーリーはないのかと思いきや、イケメンかつ頭も切れ人望も厚い上に喧嘩も強い2年生の8823(ハヤブサ)先輩とは、勝負(なぜか手押し相撲)以後は交流ができていました。この人、坂本がいなければ文句なく学校で一番のモテ男だったでしょうが、器が大きいのか坂本に嫉妬する様子はありませんでした。

深瀬先輩 

 その8823先輩すら怖れる3年生の深瀬というのが後半のキーマンになっていました。成績はいいらしいのに出席日数が足りずに何年も卒業していないらしく、「三十路を超えている」「バツ2」など様々な流言飛語が飛び交っている人です。たまフラリと学校に現れては、暇つぶしのためだけに学校の人気者の居場所を根こそぎ奪うという「ゲーム」を仕掛けるのが趣味で、目立ちまくる坂本は当然ターゲットになります。

前田の襲撃 

 自らは直接手を下すことはなく、言葉巧みに後輩を扇動する残忍で狡猾な男で、坂本がなかなか倒せないので後半では坂本を潰すために学校に来ることが多くなり、卒業式では前田を“洗脳”して坂本を襲撃させていました。

秘技膝かっくん

 結局坂本はそれでも潰せませんでしたが、深瀬先輩、実は卒業後の進路が不安すぎて卒業できないらしい。とんでもない高校生を装ったニートという訳ですね。学校と校則によって差異はありますが、極めて厳格な校則だと「一度たりとも留年を認めず、即退学とする」場合や「留年は一度だけ認めるが、二度目の留年が決定した場合は、即退学とする」場合もあるそうです。大学でも在籍8年を超えては留年できないとか。物語の舞台となる県立学文高校は何年でも留年オッケーなんですかね?

 深瀬強制卒業

 しかし単に留年しているだけならともかく、他の生徒の害悪にしかならないということで、8823は自らを犠牲にしてでも深瀬を倒そうとしますが、坂本の案で卒業式終了直後に深瀬強制卒業を行います。膝カックンからヤンキーの背中の上を流されていく深瀬。実にカッコ悪い。

 サーファーに転進する深瀬

 しかし、坂本の場合、相手をただやっつけるだけではなく、ウインウインな関係にする決着が特徴的で、深瀬も学校に姿を見せなくなったものの、ヤンキーの背中の波に上手く乗ったことを誉められたせいか、近隣の海でサーフボードを持った姿を頻繁に目撃されるようになったとか。

 なぜかパイ投げ合戦

 てっきり世界が終わりそうなバンドでも始めるのかと思ったらサーファーになったんですかね。乗るしかない、このビッグウェーブに(笑)。

 スケキヨ状態のクラスメート
流石の坂本の切なそう

 そして終業式後、坂本は「某宇宙開発組織の招きにより海を渡ることになりました」と学校を去ることに。湿っぽくならないようにとクラスメートが突如始めたパイ投げ合戦も華麗に避けつつ学校を去る坂本。

 泣きそうな自分にパイ
 
 涙を見せないようにあえてパイをかぶったクラスメート達。流石の坂本も切なそうな表情です。どうも涙ぐみそうだったらしく、校門を出る際にはあえて自らパイをかぶっていました。二期をやる場合はまた別の高校でやって欲しいですね。

天国では元の姿に戻れよ 

 続いて暗殺教室。第一期2クール、第二期2クールで、最近の作品には珍しく4クールもやったという大作でした。第一期はかなり強引な設定が気になりましたが、第二期は強引さは相変わらずでしたが、だいぶ良くなった気がします。

愉快な地縛霊 

 「学校中から差別された底辺学級」、椚ヶ丘中学の3年E組の生徒達が、謎の触手生物「殺せんせー」によって、7暗殺者と標的という異常な状況ながら、前向きな学校生活を送るようになっていきました。

クリスマスのE組 

 このE組に対し、差別する側の成績優秀者が選りすぐられた特進クラスであるA組の、理事長の息子である浅野学秀率いる五英傑とか、差別構造を作り出した浅野學峯理事長とかが、かなりご無体な横やり&嫌がらせを仕掛けてきたのですが、第二期に入るとそれなりにE組を認めるようになっていきました。

楽しかったころの思い出 

 なにより浅野理事長の過去の話が良かったですね。若き日にはE組が使用している旧校舎で私塾「椚ヶ丘学習塾」を開いており、「生徒を伸び伸び育てる方針」を掲げ、ほぼ殺せんせーに近い指導で生徒にも慕われていました。しかし、塾の第1期生の1人が塾卒業後に悪質ないじめを受けて自殺したことから、自分の方針が間違っていると思い込み、「例え弱者を踏みつけようと、より社会で強く生きていける生徒を育てる」という方針に歪んでいったようです。

お正月のE組 

 第二期では二学期期末テストで自らA組の担任になり、E組への憎悪を煽ることでモチベーションを高めましたが、それでもA組生徒全員がE組に敗北し、また息子の学秀を始め、A組の面々が改心して理事長の教育方針との決別を選んだことで暴走し、自ら殺せんせーに互いの命を懸けた勝負を挑みましたが、これに敗北し、殺せんせーの言葉を受けて過去のトラウマによる敗北への恐怖や、勝利に対する病的な執着心から解き放たれ、E組生徒の努力や強さを正式に認めるようになりました。CV速水奨だから声は抜群にいいんですよねこの人。

触手同士の戦い

 そして殺せんせーの正体とか、月崩壊事件の真相など、様々な真実が明らかになり、それでも殺せんせーを殺そうとする派と殺したくない派がサバイバルゲームで戦ったり、殺せんせーを助ける方法を模索するためにロケットに乗ってISS(国際宇宙ステーション)でデータを入手したりします。その結果、殺せんせーが地球ごと爆発する可能性は1%以下と判明しますが、それでも殺せんせーが危険生物であるため、暗殺依頼が撤回される可能性は低いことがわかり、もう一度正面から暗殺の任務と向き合うことになります。

 茅野惨殺

 最後は各国による最終暗殺計画が始動し、殺せんせーは完全に旧校舎に閉じ込められました。E組の生徒達はこれまで習得した暗殺スキルを駆使して警備の目を掻い潜って殺せんせーの下へ辿り着きますが、殺せんせーを触手生物にした“シロ”こと柳沢と触手生物化した二代目「死神」が現れ、そのまま戦闘に突入します。

 カエデ再生手術

 戦いの中、殺せんせーを庇った茅野が胸を貫かれて絶命してしまいますが、殺せんせーは全ての感情を込めたエネルギー砲で二代目と柳沢を撃破した後、1年間磨き続けた力を使い茅野を蘇生させます。力尽きた殺せんせーに対し、E組はレーザーが発射される事を知った上であえて自分達の手で殺せんせーを殺す事を決意し、渚が殺せんせーに止めを刺し、涙ながらにE組は暗殺教室を卒業するのでした。

 せめて自らの手で

 成功報酬は300億円はきちんと支払われましたが、学費など必要経費やお世話になった施設への寄付などをした上でと旧校舎周辺の裏山を買い取り「殺せんせーの墓」とするのに使った他は返還され、旧校舎は元E組生徒によって定期的に手入れが行われるようになりました。

暗殺成功 

 いや、これだけの長さで制作したこともあり、原作をちゃんと消化して終わらせることができたんじゃないでしょうかね。暗殺を通しての教育なんて当初は驚きでしたが、爽やかな終わり方をしたと思います。仇役の人達も殺せんせーやE組と接触する中でいい方向に変わっていったし。ただラスボスだから仕方ないかもしれないけど、シロこと柳沢誇太郎はどうしようもなくゲスでクズなまま逝ってしまいました。あと地味に第一期のラスボスだった鷹岡とかも。誰にもいいところはある、という訳にはいかなかったか。

サイコパス鷹岡 

 最後に「はいふり」こと「ハイスクール・フリート」。海の「ガールズ&パンツァー」を目指したかの作品かと思いましたが、設定に無理がありすぎて失敗したように思います。

晴風ブリッジメンバー 
東京の海上都市群 

 パラレルワールドの世界で、100年ほど前の日露戦争の後、日本はプレートの歪みやメタンハイドレートの採掘などが原因でその国土の多くを海中に失い、結果的に海上都市が増え、それらを結ぶ海上交通などの増大に依り海運大国になりました。

援軍続々 

 その過程で軍艦は民間用に転用され、戦争に使わないという象徴として艦長は女性が務めるようになりました。これが「ブルーマーメイド」の始まりで、海の治安を守るブルーマーメイドは女子学生の憧れの職業となっています。

武蔵出撃 

 かつての軍艦はブルーマーメイドを育てる教育用の船、教育艦として使用されており、戦艦から駆逐艦まで多種の艦船が運用されていますが、戦争に使用しないというわりに武装はほぼほぼ全て生きており、弾薬も思いっきり積んで使用可能な状態となっていました。

怪しいネズミ 

 ラットのような小動物がバイオハザードにより特殊なウイルスに感染しており、これによって電子機器が故障したり、人を超好戦的に性格に変えてしまうことが判明するのですが、なんだそのご都合主義的なウイルスは(笑)。百歩譲って一時的に生徒達がおかしくなって反乱状態になるのはまあいいとして、そんな状態で何日もよく暮らしていけますね。

凶暴化する志摩 
武蔵の反乱兵達 

 好戦的な性格になりながらご飯作ったり風呂入ったり寝たりしているんでしょうか。武蔵なんか一ヶ月くらいその状態でしたよ。それに主砲斉射などには戦闘指揮所からの指示によって行わなければならないと思うのですが、あんな状態でそんな連携ができるというのもちょっと。

ブルマー艦隊 

 あと、学生の教育艦は近代化改装して少人数で運用出来るようになっているとはいえ、第二次大戦中の軍艦です。それが反乱状態になったとはいえ、教官や現役ブルーマーメイド達が運用する現代ないし近未来の艦船が、全く歯が立たないというのはどういうことか。武蔵なんて魚雷を何十発もくらっているのにまったく平然としているし。さすが武蔵だ、なんともないぜ!武蔵が強すぎるのかブルーマーメイドが弱すぎるのか。

スキッパーにのる明乃 

 キャラは可愛いし、それぞれのキャラが成長していく姿もあり、海戦アクションはなかなかに燃えるものがありましたが、晴風艦長で主人公の岬明乃が、何かというと艦の指揮をおっぽり出してスキッパー(水上オートバイ)で単独出撃してしまい、しかもあんまり悪いと思っていないところはどうもねえ。そういうところがガルパンの西住みほと違って好感を持てませんでした。

自分で実験する美波 

 あと、試験成績のいい学生が大型艦、悪い学生は晴風のような小型艦に割り振られるそうですが、その割りに衛生長(見た目軍医)の鏑木美波は最年少の12歳で、海洋医大にて史上最年少で博士号を飛び級で取得した才女なんですよね。そういう人は武蔵に割り当てられるんじゃないの?

万里小路流薙刀術 

 さらに言えばお嬢様口調の万里小路さんは水測員(水中測的員。要するにソナー操作員)なのに白兵戦強すぎ。この人がいるから接舷=勝利になってるところありますね。大砲や魚雷は本物を使っているくせに、近接兵器(小銃とかピストル)はないんでしょうか。

感動の再会 

 コンセプトが違うので、ガルパンと比較するのはそもそも間違っているのかも知れませんが、個人的見解では「第二のガルパン」になり損ねた作品という感じがしてなりません。残念ですね。
挟叉されてる晴風 
沈む晴風 
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