鳥の詩:「国歌」説もある?アニメでも使用された「Air」OP 

五輪競技場に聖火台なし?

 色々とケチのつくことの多い2020年東京五輪ですが、今度はようやく決まったメーンスタジアムとなる新国立競技場に、聖火台を設置できない可能性が浮上という報道が。スタンドの屋根が木材なので、消防法上、問題となる懸念があるんだそうです。もちろん詳しいことは知りませんが、次から次へと問題が起きるので、誰も気が付いてなかったんじゃなかろうか。いっそ聖火は種火で保存しておいて、赤い布かなんかを扇風機で吹き上げたらどうでしょう。夜なら今流行のプロジェクションマッピングという手も。

Air PC版

 などと妄想しつつ、本日は用があるのでちゃっちゃっと話を進めましょう。ゲーソンの土曜日、今日もエロゲーの主題歌とはとても思えない名曲シリーズで、「鳥の詩」を紹介しましょう。

Airオリジナルサントラ

 「鳥の詩」は、2000年9月8日にリリースされたKeyのPC用18禁恋愛アドベンチャーゲーム「Air」の主題歌で、「Air」はその後全年齢版、コンシューマー機版、スマホ版など各種バージョンがリリースされ、テレビアニメ、劇場用アニメ、小説、マンガとメディアミックス展開がなされました。

鳥の詩その1

 ……といいつつ、私、実はプレイしたことないんですよね。「Air」はいわゆる「泣きゲー」の傑作と呼ばれていますが、どうも「泣きゲー」は苦手で。いや、全然やってない訳でもないんですけどね。「ALMA~ずっとそばに~」とかはプレイしました。

鳥の詩その2

 「鳥の詩」はPC版のみならず、コンシューマー機版やテレビアニメ版でも主題歌として使われており、名曲の誉れも高いため、私のようなゲーム未プレイ者でも知っています。スタッフは、作詞:麻枝准、作曲:折戸伸治、編曲:高瀬一矢、歌唱:Liaです。

麻枝准

 麻枝准(まえだ じゅん)は「Key」所属のシナリオライター、脚本家、作詞家、作曲家、音楽プロデューサーで、シナリオライターとして「Key」を人気ブランドに押し上げた立役者であり、作詞・作曲家としても、Keyの作品の主題歌や挿入歌、BGMなどを数多く手掛けています。

折戸伸治

 折戸伸治も「Key」所属で、美少女ゲーム業界では著名な作曲家の一人です。“葉鍵”と呼ばれ、「Key」と並んで「泣きゲー」の双璧と呼ばれるブランドに「Leaf」がありますが、「Key」「Leaf」の両方の設立メンバーでもあります。

高瀬一矢

 高瀬一矢は札幌市に本拠地を置く音楽制作プロダクション「I've」所属の作曲家、編曲家、作詞家、音楽プロデューサーで、「I've」のメインクリエイターの一人です。主に美少女ゲームやテレビアニメの主題歌の作曲を担当しています。

Lia.gif

 Liaは東京都大田区出身の歌手で、高校を卒業後に米国の大学へ留学、さらに米国の音大に編入し、卒業後はロサンゼルスで活動していました。「クリスタルヴォイスの歌姫」と紹介され、ポップス、ジャズ、クラシックと幅広いジャンルの楽曲を歌いこなし、自身で作詞・作曲も行っています。大文字「LIA」名義でも活動しています。

Liaその2

 「鳥の詩」は当時Liaが活動していたロサンゼルスのパラマウントスタジオでレコーディングが行われました。暑い夏空のきらめく眩しいさわやかさと、長く遠い時間を連想させる雄大な切なさを併せ持ち、発表から年月を経た現在でも色褪せぬ人気を保っています。かつて「君が代」を巡る一連の騒動があった際に、「そんなに『君が代』で揉めるのなら『鳥の詩』が国歌でいいんじゃねww」などとネタ的に主張されたことがあります。私ならドラクエの序曲がいいんじゃなかろうか、なーんて。

杉田かおるの鳥の詩

 1981年に杉田かおる(当時16歳)がテレビドラマ「池中玄太8キロ」の挿入歌として全く同名の「鳥の詩」を歌ってヒットさせています。オリコン週間チャートは最高10位、公称約40万枚を売り上げるヒットとなりましたが、杉田かおるは、この曲以外にヒットがないため、歌手としては一発屋の扱いを受けていますが、昔は天才子役と言われたんですよね。今ではすっかりヨゴレのバラエティタレントですが、信じられないことにかつては清純派だったんです。

Diamond Days

 閑話休題、Liaの「鳥の詩」はシングルカットされていませんが、2007年発売の「Lia*COLLECTION ALBUM Vol.1 Diamond Days」に収録されています。

鳥の詩その3

 消える飛行機雲 僕たちは見送った
 眩しくて逃げた いつだって弱くて
 あの日から変わらず いつまでも変わらずに
 いられなかったこと 悔しくて指を離す

鳥の詩その4

 あの鳥はまだうまく飛べないけど
 いつかは風を切って知る
 届かない場所がまだ遠くにある
 願いだけ秘めて見つめてる

鳥の詩その5

 子供たちは夏の線路歩く
 吹く風に素足をさらして
 遠くには幼かった日々を
 両手には飛び立つ希望を

鳥の詩その6

 消える飛行機雲 追いかけて追いかけて
 この丘を越えた あの日から変わらず
 いつまでも 真っ直ぐに
 僕たちはあるように わたつみのような
 強さを守れるよ きっと

鳥の詩その7

 あの空を回る風車の羽根たちは
 いつまでも同じ夢見る
 届かない場所をずっと見つめてる
 願いを秘めた鳥の夢を振り返る

鳥の詩その8

 灼けた線路覆う入道雲 形を変えても
 僕等は覚えていてどうか
 季節が残した昨日を

鳥の詩その9

 消える飛行機雲 追いかけて追いかけて
 早すぎる合図 ふたり笑い出してる
 いつまでも真っ直ぐに
 眼差しはあるように汗が滲んでも
 手を離さないよずっと

鳥の詩その10

 消える飛行機雲 僕達は見送った
 眩しくて逃げた いつだっと弱くて
 あの日から変わらず いつまでも変わらずに
 いられなかったこと 悔しくて指を離す

鳥の詩その11
 
 「Air」というか、「泣きゲー」自体、エロシーンがなくても成立する場合が多く、コンシューマー機への移植が容易になっています。それはそれでいいのですが、個人的にはエロ抜きでも成立するのにあえてエロをぶち込んでくるアリスソフトの姿勢が「うちはエロゲーメーカーだから」という矜恃を感じて好感を持ってたりします。それでは聴いてみて下さい。まずはLiaの2014年ライブ版。この人の歌唱力は実にしっかりしていますね。
  


 こちらはフルバージョン。「鳥の詩」は色んな人がYouTubeにアップしていますが、画像が変わるものを選んでみました。ヒロイン神尾観鈴を演じた川上とも子はすでに故人であるという事実がちょっと哀しいです。



 伊藤静と後藤麻衣の声優コンビが歌ったバージョン。これは本家に迫る傑作ではなかろうか。左が伊藤静、右が後藤麻衣です。映像も動画なのでお得感が。


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ご無沙汰です

順調にアクセス記録を伸ばしておられるようで、お慶び申し上げます。いやー、本当に順調、というか、いい感じですよね。

鳥の詩は、名曲だと思います。とても好きですが、youtubeとかにあるコメントは、正直ちょっと・・・たいかに名曲なのですが、そこまでではない、という気がします。あと、アニメの中でかかる「夏影」も私は好きです。あれを聞くと、心底「夏だなあ」という気になります。Liaの澄んだ声質を十分に表現した歌だと思います。

もう3月も半ばを過ぎ、春アニメのことを考えねばならなくなりましたね。新年度のことで頭がいっぱいで失念していました。今から調べなきゃ・・・

P.Aがロボットアニメですか!?意外というか、少し怖さを感じますが、P.Aなので見てみます。あとは、ラノベ枠をどうするか。ユースフさんと同じで、私もラノベ原作のアニメには食傷気味でして。似たような濃い味付けの料理を、これでもかというくらいに食べましたから、もういいかな、という気になることも。特に粗悪な作品に出合うと、我慢して見ていられなくなりました。

Re: ご無沙汰です

 元根以蔵さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> 順調にアクセス記録を伸ばしておられるようで、お慶び申し上げます。いやー、本当に順調、というか、いい感じですよね。

 おかげさまでなんとかやらせていただいています。ま、どんなにアクセス稼いでも一銭にもならないんですがね。でも趣味なんてそれでいいんじゃないかと思います。

> 鳥の詩は、名曲だと思います。とても好きですが、youtubeとかにあるコメントは、正直ちょっと・・・たいかに名曲なのですが、そこまでではない、という気がします。あと、アニメの中でかかる「夏影」も私は好きです。あれを聞くと、心底「夏だなあ」という気になります。Liaの澄んだ声質を十分に表現した歌だと思います。

 インストですが「夏影」もいいですね。未プレイなので確かにあれほど思い入れができるわけではありませんが、きっとプレイした人にとっては感動の嵐になるのでしょう。画像をみるだけでも夏のイメージはひしひしと感じます。

> もう3月も半ばを過ぎ、春アニメのことを考えねばならなくなりましたね。新年度のことで頭がいっぱいで失念していました。今から調べなきゃ・・・

 そう、春先はなにかと気ぜわしいですからね。それでも季節は巡り、アニメ作品は変わっていきますな。深夜ものは4クールとかできないんでしょうかね?外したときのリスクが大きいのかな?

> P.Aがロボットアニメですか!?意外というか、少し怖さを感じますが、P.Aなので見てみます。あとは、ラノベ枠をどうするか。ユースフさんと同じで、私もラノベ原作のアニメには食傷気味でして。似たような濃い味付けの料理を、これでもかというくらいに食べましたから、もういいかな、という気になることも。特に粗悪な作品に出合うと、我慢して見ていられなくなりました。

 アニメは食傷気味なんですが、コワイのは、ラノベというジャンル自体がもう行き詰まっているのではないかという…。いや、まあアニメでは見てもラノベ自体はあんまり読んだことなんで無責任な言いようですが。もっと普通の作品もアニメ化したらどうでしょうかね。東野圭吾作品とか宮部みゆき作品とか。
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