太田裕美の歌で妄想する「秒速5センチメートル」(その5):水野理紗・最悪の結末

雪像取り壊し

 さっぽろ雪まつりが昨日終了しました。中国の春節と重なったせいか、今年の来場者数は去年より7万2千人多い242万2千人で、2010年の243万3千人に次ぐ、過去二番目の来場者数だったそうです。本日は雪像取り壊し作業となりまして、最近はこの様子を見るのも結構人気らしいですが……「おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな」(芭蕉)……祭りの後というのは何だかもの悲しいですね。

M崎議員

 さて“ゲスの極み”の体現者と言えば某E音さんかと思いきや、チョット待ったコールと共に新星現る。M崎議員もなかなかに凄まじく“ゲスの極み”ですね。

さすがM崎!
 
 正直クズだと思いますが、あっさり議員辞職したのはまあ潔かったかな。そのあたりどう思いますかねH野議員?あ、「モナ男」と呼んだ方がいいですか?

H野議員

 さて、そんなすぐに色褪せる時事ネタはこの辺にして、本日は「妄想秒速」です。前回に続いて太田裕美の楽曲で妄想してみましょう。本日は“暗さの極み”ともいうべき「リボン」です。 「リボン」は1978年8月1日リリースの8thアルバム「ELEGANCE」に収録されています。当時の太田裕美はだいたい夏冬年二回アルバムを発表していましたが、77年夏の「こけてぃっしゅ」、79年夏の「Feelin' Summer」、そして本作とこの頃の夏のアルバムは粒揃いです。

ELEGANCE.jpg

 「ELEGANCE」には紅白歌合戦出場曲でもある12シングル「ドール」をはじめ、私の大好きな「ピッツァ・ハウス22時」(2014年10月6日の記事参照 http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-833.html)、これに並ぶ名作との呼び声も高い「煉瓦荘」、今井美樹の名曲「半袖」のプロトタイプではないかとさえ思わせる「Summer End Samba」、そして今回紹介する「リボン」などが収録されています。

太田裕美20160212

 この曲は作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲:萩田光雄のゴールデントリオの作品(アルバム全部がそうですが)なんですが、特徴を一言で言えば、とにかく暗い。詩もメロディも真っ暗です。周囲に溶け込めない孤独な文学少女の死を歌っているからそれは仕方がないのですが。

夜を彷徨う貴樹

 この歌で何を妄想するかといえば、やはり貴樹に振られた後の水野さんでしょう。貴樹的には振ったというより終わったという認識なんでしょうが、映像にはちょっとしか出てこないけど水野さんはとにかく暗いので。

髪にリボン

 文学少女というと読書が大好きな明里の方が相応しい気もしますが、高校生以降の明里は映像で見る限りそれほど暗くないんですよね。まあ祐一さんがいますしね。そもそも明里だけはこんなことになって欲しくないという個人的願望もあるので、これは水野理紗の歌(笑)。本編の水野さんはひたすら地味子でしたが、せめてリボンでもつけてりゃ…

水野理紗その120160212

 リボン あなたが海に出かけた夜は
 私 朝までお喋りの渦
 リボン 電話の横のメモを見たけど
 ワインに浮かれ読まず仕舞いで…

仕事する貴樹

 ごめんねリボン 天国はいいところ?
 ごめんねリボン 海の底は寒かったでしょう?
 変わった娘だったよ 友だちは声をそろえて
 写真見ながら首ひねったわ

水野理紗その220160212
 
 リボン そうね ほんとは この街中で
 あなた独りが 独りが まともだったの

コミック版水野理紗その220160212

 リボン いつも無口で 隅に座って
 空気みたいに目立たなかった
 リボン スカートたけの話題の外で
 ランボーの詩に閉じこもってた

水野理紗その320160212

 ごめんねリボン やさしさがすくなくて
 ごめんねリボン 話相手欲しかったでしょう?
 変わった娘だったわ 突然におしゃれになって
 あれは恋だと ひそひそ話

コミック版水野理紗その320160212

 リボン 蝶のかたちに愛を結んで
 心を誰に 誰に 贈っていたの

水野理紗その420160212
 
 リボン あなたの部屋の隣の人は
 顔も知らないそう首振った
 リボン でも二週間 うすい壁から
 泣き声だけが 洩れていたって…

コミック版水野理紗その420160212

 こめんねリボン 冷ややかな都会だね
 ごめんねリボン 独りぼっち身寄りもないのね
 変わった娘だったよ 勤めてた事務所の机
 もう違う娘が 計算機手に

水野理紗その520160212
 
 リボン 人の心のはぎれのリボン
 何故こんなにも こんなにも ほどけやすいの
 リボン 仇名通りの白いリボンを
 明日は海に 海に 投げにゆきます

コミック版水野理紗その120160212

 「秒速」は2007年頃ですが、この歌は1978年。30年近いタイムラグがあるので、携帯もポケベルもありませんし、一人一台電話を持つということもなかなかなかった時代でした。孤独な都会生活で貴樹に出会ったけど結局振られ、入水自殺を選んでしまった悲しい水野さん…。歌い手は、明里がいいか花苗がいいか。案外花苗のお姉ちゃんあたりが世話好きそうなのでいいのかも知れません。

花苗とお姉ちゃん20160212

 もしこんなことになっていたら、ちょっと貴樹を許せないかも知れません。本編でも水野さんからの電話に出ない貴樹でしたが、私は出て欲しかったな。例え別れ話にしかならなかったとしても。それでは聴いて見て下さい。マイナーな曲のせいかYouTubeに見当たりませんでした。daylymotionで。

太田裕美のリボン

http://www.dailymotion.com/video/x2fgjg9
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