ろんぐらいだぁす!:GWに一気見したアニメその2

5周年記念

 当ブログは2012年5月11日に開始したのですが、まる5年が経過していました。我ながらこんなに続くとは思いませんでしたが、あっという間でしたね。昨日気が付けば良かったのですが、例によってうっかりしてまして。6年目に突入するにあたっての抱負というほどのものは特にないんですが、肩の力を抜いてゆるーくやっていきたいと思います。

ろんぐらいだぁす! 

 本日は先日紹介した「新世界より」と共にGWに一気見したアニメ「ろんぐらいだぁす!」を紹介しましょう。実はこっちの方を先に見たのですが、「新世界より」はとにかくインパクトが大きかったもので後回しになってしまいました。

チームフォルトゥーナの面々 

 「ろんぐらいだぁす!」は2016年秋季アニメでした。そして最終盤の11話と12話は本年2月に放映していたということです。どうしてそんなことになったのかと言えば、放送延期を2回も繰り返した結果、2016年内に放送できなくなったからです。

万策尽きた-! 

 「SHIROBAKO」第一クールでは、舞台となった武蔵野アニメーションの制作進行の面々はとにかく放送延期になることを防ごうとしており、にっちもさっちも行かなくなるとデスクの本田豊が「万策尽きた-!」と叫ぶのがお約束でした。アニメ制作会社にとって、放送延期は避けたいもののようですが、小説やマンガでいえば原稿が締め切りに間に合わなかったのと同じですから当然といえば当然。それなのに平然と2回も落とすとは(本当に平然としていたかどうかは判りませんが)。実は放送延期という記事で本作の名前は知ったくらいです。

ガルパンも放映延期が 

 アニメーション制作はアクタス。この会社、実は制作上のトラブルを度々起こしている“前科者”なのです。私が知っているところでは、名作「ガールズ&パンツァー」でも2回放送延期になっていましたね。どうやらこの会社、クオリティを落として放映するよりは、クオリティ維持のためには放映を延期することを選択する傾向があるようです。

作画が残念だったクオリディア・コード 

 2016年夏季アニメの「クオリディア・コード」は逆に放映スケジュールを死守するためにクオリティ維持を放棄したかのような作品でした。ストーリーは面白かっただけに非常に残念でした。放映中に視聴しているのならば、もちろん毎週放映してくれるのがありがたいですが、後日一気見するならクオリティ維持の方がいいなあと思ったりもしますが、業界で札付きになったりしないのかと余計な心配をしてしまいます。

しまなみ海道を走る 

 「ろんぐらいだぁす!」は、ビギナーの女子大生がサイクリングを始め、仲間と出会ってロングライド(長距離走行)を行う中で、楽しさや厳しさを味わいつつ、世界を広げていく物語です。

自転車との出会い 

 主人公の倉田亜美(CV東山奈央)は、特にこれといった取り柄もない大学1年生ですが、ある日女子学生が乗った折り畳み自転車を見掛けたことで自転車に興味を持ち、安めの折り畳み自転車を購入して幼馴染みの新垣葵とサイクリングに出かけます。
 
ナイトライド 

 この時にトラブルに遭遇し、困っていたところを助けてくれた2人組の女性サイクリストは、実は同じ大学の上級生であることがわかり、これをきっかけに親しくなった4人は、一緒にツーリングするようになります。

 完走記念に

 新垣葵は亜美の幼馴染みで、自転車経験者でしたが、ずっと一緒にいたにも関わらず亜美は自転車に興味を示すことはなく、ある日見掛けた知らない人の自転車で目覚めるというのもどういうことだと小一時間問い詰めたくなりますが、葵が自分の趣味を押しつけたりしなかったということなんでしょう。

瀬戸内を走る 

 上級生の雛子と弥生、さらに後日合流する紗希と5人でチーム・フォルトゥーナを結成し、おそろいのジャージを作りますが、実は大学の運動部でも同好会でもなく、単に自転車好きが集まっただけのグループです。なのでスポ根的な要素はなく、他者との勝負もありません。強いて言えば坂道との戦い、或いは自分との戦いといったところでしょうか。

進撃のバハムートのフォルトゥーナ 

 ちなみにフォルトゥーナとはローマ神話の運命の女神で、運命の車輪を司り、人々の運命を決めます。「運命の車輪」から自転車の車輪を連想し、全員女性だからということでこの名前にしましたが、フォルトゥーナ
(Fortuna)は英語の「Fortune」の語源とされています。

買った自転車にベタ惚れ 

 ドジッ娘要素の強い亜美は、初心者が遭遇しそうなありとあらゆるトラブルに見舞われ、その度に旅に弱音を吐きまくって涙目になりますが、葵を始め皆の助けを得て、自転車に乗り続けていくうちにどんどん好きになっていき、やがては試練やトラブルでさえも自身の成長のためには必要なことだと前向きに捉えるポジティブな思考を持つようになっていきます。

羽が生える亜美 

 最初は折りたたみ式自転車で頑張っていた亜美ですが、長野県渋峠の国道最高地点を自転車で登ってきた紗希の姿に衝撃を受け、思い切って二台目のロードバイクを購入します。ロードバイクは他の自転車と全然違うそうで、その走りに亜美は羽が生えたかのような印象を受けます。私は子供の頃はスポーツ車というものに乗りましたが、変速機がついているくらいでママチャリと大差なかった印象なんですが、ロードバイクはそんなに違うものなのか…

雨でも走る 

 折りたたみ式自転車「ポンタ君」では超えられなかったヤビツ峠をロードバイクで越えてリベンジを果たした亜美は、長野の「あづみのオータムライド」で100マイル(160キロ)を走破し、その後伊豆の伊東までの100キロ超のナイトライド、瀬戸内のしまなみ海道での長距離ツーリングを行っていきます。

パンクを治せるようになった亜美 

 自転車により世界を広げ、自信を持つことで積極的になっていく亜美に触発され、大学の知り合いだった美弥や妹の恵美も自転車に興味を持っていきます。最終話で原作者の三宅大志が描いたエンドカードでは、二人ともチーム・フォルトゥーナのジャージを着ているので、後日加入するようです。

最終話のエンドカード 

 基本亜美は根性がある方ではなく、サイクリング後のアイスクリームとか、海鮮丼とか、「あづみのオータムライド」では各所で無料配付されるエイドを目当てに走っているようなところもありますが、運動部じゃないし勝負事でもないし、雛子、弥生、紗希といったベテランも同じような楽しみ方をしているのがいいですね。もちろん食べ物だけではなく、ナイトライド後の日の出の光景とか、走り終わった後の温泉といった楽しみも描かれています。そういったものも込みで自転車の楽しみというのを純粋に描いていたのは良かったですね。

メイド姿の亜美
メイド喫茶でアルバイト 

 どんな趣味もそうかも知れませんが、自転車も車体自体はもとより、各種装備品には結構なお金がかかります。弥生はお金持ちの家なのでともかく、雛子は実家の中華料理店で働き、亜美もファミレスでアルバイトをしていましたが、それでもお金が足りずにメイド喫茶でメイドもやったりしました。ドジッ娘が属性として認められて評価されるなんて最高のバイト先じゃないかと思いますが。

チャイナで中華 
バニーで中華

 雛子は実家なのにチャイナドレスでの接客をさせられ(時給が倍になるので渋々やっていた)、終いにはバニーガールになっていました。娘にコスプレを強いるママンは鬼畜ですな。葵や、年がら年中自転車に乗っていてバイトする暇さえなさそうな紗希がどうしていたのかが結構謎。二人ともお嬢様だったんでしょうか。

無料のエイド 
味噌おにぎりを食する 

 自転車の描写はもちろんいいのですが、キャラ作画はあんまり良くなかった気が。スポーツものだから萌えはいらないのかも知れませんが、メイド喫茶で働いてアイドル的人気を得るくらいなので、もっと可愛く描いても良かったかも知れません。最も伝えたかった「自転車の楽しさ」は充分伝わってきましたが、ガルパンくらいの可愛いキャラならなお良かったのにと思います。 

夜明けを迎える 
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新世界より:GWに一気見した隠れた傑作アニメ

GW明けの気分

 月曜日はだいたい憂鬱なんですが、GW明けの月曜日は年間屈指の憂鬱な月曜日でしょうね。新社会人の諸君、さあ五月病のタイミングだ。ところで私は実はずる休みしてしまいました。病気などでない有給休暇の取得をずる休みと呼ぶのはさすがにどうかと思いますが、つい学校時代のクセで。

新世界よりその1 

 お金がなかったので今年のGWもアニメ三昧だった訳ですが、その成果を紹介したいと思います。まずは2クールの大作「新世界より」。原作は貴志祐介の同名小説で、2008年1月に刊行され、第29回日本SF大賞を受賞しています。

原作新世界より

 貴志祐介は堂々たる人気作家ですが、私はデビュー作で映画化された「十三番目の人格 ISOLA」とやはり映画化された「青の炎」しか読んでいません。なぜかと言えば図書館にないから。あ、単行本はあるかもですが、主に文庫本を読んでるもので。

青の炎 

 アニメの方は2012年10月から2013年3月まで2クール全25話が放映されました。まだ作品チョイス力が高くなかったせいか、完全に見落としていました。この時期放映していた名作「ガールズ&パンツァー」も見落としていますから、完全に海のリハク状態。今もだろ!との突っ込みには返す言葉もありませんが。

舞台は茨城鹿行地方 
夏季キャンプに来た5人組 

 舞台は1000年後の茨城県鹿行地方の神栖市。自然豊かな集落「神栖66町」となっており、人口は3000人程度。牧歌的で現代よりも文明レベルは引くそうですが、人々は平和に暮らしています。一見理想郷なんですが、その背後にちらつく不穏さ。子供達も薄々感じていたそれが次第に明らかになっていくと、理想郷の歪んだ実相が明らかになっていきます。

新世界より12歳編 

 というか、放映したテレビ朝日の「『新世界より』超スッキリ講座」という動画があるのでこれを見ていただけば世界観は判りやすいだろうと思います。









 これだけ見れば世界観の把握はバッチリです。主人公は渡辺早季で、彼女とその友人達が12歳、14歳、26歳のそれぞれの時代を描いており、三部構成となっています。早季のCVは種田梨沙で、テレビアニメ初主演。前期主題歌「割れたリンゴ」も歌いました。本作では冒頭の7歳から26歳までの早季を演じましたが、ナレーションを勤めた36歳時点の早季のみ遠藤綾が演じていました。

新世界より14歳編 

 種ちゃんは大学を卒業してから声優デビューなので、本作の時点で24歳でしたがまだまだ新人。一回り年上の36歳は演じきれなかったのか。14歳と26歳ではちゃんと早季の成長ぶりを演じられていたので、やればできそうですけどね。

新世界より26歳編 

 この時代の人間は全員が呪力という名のサイコキネシス(PK)を使えるのですが、子供時代は使えません。呪力が発現すると小学校(早季が通っていたのは「和貴園」)を卒業します。同級生の中では奥手だったのですが、上級学校「全人学級」に入ると、先に来ていた友人達から早季が一番最後だと言われます。え…?じゃあまだ和貴園に残ってた同級生は…?

1話で退場麗子ちゃん 

 さらに同じ班にいた麗子という呪力の使い方が下手だった女の子は突然いなくなってしまいます。CV堀江由衣だというのに何という無駄使い。

 不浄猫

 次第に呪力の使い方が下手だったり、ルール無視を平然と行う倫理感が乏しい子供達はどういう訳か不意にいなくなってしまうことがあり、子供達の間には小学校を卒業できない(=呪力が発現しない)子供を連れ去ると言われるネコダマシという妖怪が噂になっていますが、実は「不浄猫」という名で実在していることが明らかになります。

1000年後の利根川 

 ターニングポイントは4話で、ここで班で夏季キャンプに遠出をした際、先史文明の遺物である国立国会図書館つくば館の自律進化型・自走式アーカイブであるミノシロモドキに遭遇し、神栖66町で繰り返し教えられる「悪鬼」と「業魔」の正体、呪力がもたらした文明の崩壊、そして現在の社会が作られた経緯といった、禁断の知識に触れてしまいます。それらは社会の動揺を防ぐため、ごく一部の人間しか知ってはならないとされる知識でした。

ミノシロモドキ 

 早季達と並んでもう一方の主役ともいうべき存在がバケネズミ。ハダカデバネズミから進化したとされる生物で、女王を中心とした巨大なコロニーを形成しています。なんと人間並みの知能を持ち、独自の言語で意思疎通する他、人間の言語を使って会話することができる個体も存在します。武器の使用、生物の品種改良、擬態など、およそネズミとは思えない科学技術力を持っており、個体数では人間を圧倒していますが、呪力を持つ人間には敵わず、人間を神と崇め、絶対的に服従しています。本作のキャッチフレーズは「偽りの神に抗え」ですが、その意味はバケネズミの視点になったときに初めて理解できるものです。

 偽りの神に抗え

 裏主人公とも言える狡猾なバケネズミのスクィーラ(後に野狐丸)は12歳編から登場し、早季達未熟な子供達を口車に乗せて手玉に取ります。早季達も手玉に取られているのを判っていながら彼らを利用せざるを得ないというジレンマを抱え、それは14歳編でも変わりません。実はバケネズミの呪力は人間に、他の生物に対する圧倒的なアドバンテージを付与していますが、地球の支配者となるのに十分な知能を持っているバケネズミがその人間を打倒するためにはどうするか?

ご隠居風スクィーラ

 その答えが秘密兵器として26歳編で炸裂する訳ですが、膨大な犠牲に臆しない非情な戦略は幼女戦記を思わせます。英雄になり損ねた英雄、それがスクィーラで、蝦夷の大将アテルイとかインディアンのシャーマン・ジェロニモのような存在と言えるでしょう。戦後彼に課された無間地獄という刑罰の恐ろしさは「カンタン刑」に匹敵しますな。

人類の真実とは 

 呪力は攻撃にも防御にも使えますが、攻撃に使う方が圧倒的に便利で防御にはあまり向いていません。言ってみれば全員が機関銃とかバズーカで武装しているような状態なので、それを人間に向けないための仕組みが苦心して作られて訳です。特に怖れられているのが「悪鬼」「業魔」の発生で、その芽を早い内に摘み取るために教育委員会が存在しているという。それが子供達が不意に消える理由で、早季達少年少女には極めて歪な社会構造として映るのですが、一度「悪鬼」の発生を許した場合の悲劇は、早季達が26歳で目の当たりにすることになります。

早季の心に住む瞬 

 村の外には奇怪な動物が多数存在しており、特に東京は1000年前の戦争によって破壊され、不気味な生物が跳梁跋扈する地獄と化しています。近未来の奇怪な生物については、椎名誠もSF三部作「アド・バード」「水域」「武装島田倉庫」で描いていますが、本作では奇怪な生物の出現理由について、呪力の無意識な漏出の影響ではないかというと仮説が挙げられています。

土蜘蛛コロニーの軍勢 

 そしてラストで明らかになるバケネズミの正体…これが驚きの一言でした。なるほど、知能が高いのも判ります。“良き主人”のつもりでいたのに奴隷に反乱されたらご主人様側は激怒するでしょうけど、奴隷側からすれば良かろうが悪かろうか奴隷の地位に置かれることに我慢が出来ないのだという。

一瞬だけの36歳編 

 最初は6人居た班の仲間は、12歳編中で5人となり、14歳編ではなんと2人だけになってしまいます。それぞれの運命については本編をぜひ見ていただきたいですが、折々挿入される36歳早季のナレーションが静かな抑えめのイントネーションなのにその内容がおっかないんですよね。

早季と奇狼丸 

 好きなキャラとしては主人公早季は「好きなアニメキャラ」で紹介するとして、その他にはバケネズミの奇狼丸ですね。ネズミというよりはライオンのような威風堂々たる姿といい、武人のような性格といい実にカッコイイです。その彼にしてもチャンスがあれば人間を打倒しようと考えていたという。でも最後は自分のコロニーの存続と引き替えにスクィーラとは違う選択をしました。

鎧姿のスクィーラ 

 スクィーラは…好きというにはあんまりな容姿と性格なんですが、革新的な思想は評価に値しますね。もしこれが眉村卓の「司政官」シリーズのように他の惑星の知的生命体であったら、興味深く観察して対話を重ねたに違いありません。極力在来生命体への不干渉を貫く司政官型の統治だったらきっと良好の関係が築けたことでしょうが…それでもなにがしかの知識や技術の習得を試みるでしょうね、彼なら。

化けネズミ 

 結局のところ歪な社会構造を破壊するとかいう画期的な方向には進まないので、悪鬼や業魔の出現は極力阻止するという従来の路線は変わらないようですが、バケネズミとの関係は早季達の努力で以前より良い方向に変わるのではないかと思われます。それで第二第三のスクィーラが出現しないかは保証できませんが。

早季と覚の結婚式 

 原作がしっかりしていて、2クールかけてじっくり描いた(それでも早急感はなきにしもあらずですが)だけあって、どうして今まで知らずにいたんだろうという傑作でした。渡辺早季(種田梨沙)が歌う前期主題歌「割れたリンゴ」もいいんですが、秋月真理亜(花澤香菜)の歌う後期主題歌「雪に咲く花」はもっといいですね。

真理亜と守 

 直接物語の根幹に関わる謎ではないですが、神栖66から逃亡した真里亜と守はそんなに遅くない時期に死亡したようですが、スクィーラが手にかけたのか否か…。提出した骨は本人達のものだったようですが、不慮の死だったなら許す。積極的に殺したのであれば無間地獄待ったなし(いやもう既に無間地獄にされたけど)。でもあいつの性格からしてやってそうな気がしますね。

ニーナとカミュ 
闇堕ちハーディン 

 それにしても早季の心の中には相思相愛だった瞬が今もなお存在しているって、覚的にはどうなんでしょうね。「秒速5センチメートル」に例えるならば(なぜ例えたし)、明里=早季、貴樹=瞬、祐一=覚ということになるんですが。「ファイアーエムブレム」に例えるならば、ニーナ姫=早季、カミュ=瞬、ハーディン=祐一。気にならないというのなら別にいいんですが、「ファイアーエムブレム」では嫉妬と苦悩に苛まれたハーディンが闇堕ちしてしまいましたっけ。

ウホッいい男 
キマシタワーッ 

 まあ瞬と覚は14歳当時「ウホッ!」な仲だったのでいいのかな。その頃は早季は早季で真理亜と「キマシタワー!!!」な関係でしたが。まあ百合はいいんですよ百合は。ウホッの方はどうもなあ(笑)。まあ本作の世界では攻撃力の抑制=争いの回避のためにボノボに倣った、同性異性を問わない濃密な性的接触によるストレス解消が奨励されているので、本番意外はホモもレズもショタもロリも(双方が同意すれば)ありらしいですけど。これを「ボノボる」とか言っていましたが、それにしては早季達意外はそういうシーンがなかったような。

なんだこれは…たまげたなあ 
公式も認めるボノボる 

2017年春季アニメ序盤の感想(その2):2本切っても日曜日はスーパーアニメタイム

ポピーの草原

 遅まきながら5日に70万アクセスを突破しました。いつもなら過去の数字をいろいろ並べるのですが、なんかそういうモチベーションがなくなってしまったので、簡単にご報告のみ。

正解するカド序盤 

 それでは昨日に続き、2017年春季アニメ序盤の感想行ってみましょう。残り4作品です。まずは「正解するカド KADO:The Right Answer」。5話まで視聴。東映アニメーションのオリジナルCGアニメです。この宇宙の外(異方)から来たカドという名の巨大な正六面体とその所有者であるヤハクィザシュニナと名乗る謎の人物が、異方から電力を無限に取り出せるというワムという装置を無償提供したことから起こる騒動を描いています。

巨大なカド 

 絵柄やストーリー展開的にリアル指向のように見えますが、純然たるファンタジーとして見た方がいいと思います。登場人物が増えすぎても覚えきれないので仕方がないかも知れませんが、日本政府に人いなさすぎ。あと各国がエネルギー問題を一挙に解決できそうなワムを日本が独占する状態が気にくわないのは当然としても、全世界対日本という構図があんなに素早く簡単に生まれるかどうか。むしろ日本にワムを分けてくれることを期待してすり寄ってくる国が出てきてもおかしくないと思います。国連幻想って日本に特有なのかも。

神々自身 

 対人間のインターフェイスらしいヤハクィザシュニナの目的とか意図も不明ですね。“只より高いものはない”ということわざがあります。英語だと“ There’s no such thing as a free lunch.(無料のランチなんてない)”になるそうですが、無限の電力の無償提供なんて絶対ウラがあると思うのですが。パラレルワールドとの物質交換により無限のエネルギーを得るというアシモフの「神々自身」を思い出します。

ひなこのーと序盤 

 「ひなこのーと」。5話まで視聴。「ごちうさ(ご注文はうさぎですか?)」難民救済作品の最右翼と目されます。口下手であがり症のため、田舎ではかかしをやっていた桜木ひな子は、これを克服するために憧れの藤宮女子高校の演劇部に入ろうと上京しました。入居したアパート「ひととせ荘」や学校の仲間と繰り広げられる、“同居型演劇コメディ”です。

 ナイスバディひな子さん

 ポスト「ごちうさ」なのでキャラは当然全員可愛いですが、ヒロインひな子がやたらナイスバディなのが特徴。CVM・A・Oはお姉さんキャラが得意かと思いきや、こういう思いっきり萌え萌えなキャラもやれたんですね。メインキャラ5人組「劇団ひととせ」が歌うOP「あ・え・い・う・え・お・あお!!」とED「かーてんこーる!!!!!」も非常にあざとい…もとい、可愛くてインパクトがあります。

ひなこのーとの中の人達

 イベントなんかでも人気を集めようという意図はキャスティングからも見え見えです。女優出身のM・A・Oの他、天使声優小倉唯とか「それが声優!」で小花鈴を演じた美人声優高野麻里佳などを揃えています。小倉唯にだけわざわざメイド服を着せるこのあざとさよ(笑)。だがそれがいい。

真雪ちゃん 
最高に可愛いメイド姿の小倉唯

 一応あがり症克服とか文化祭で劇をやるとか当面の目標があってそれに向かっているのでストーリー性がないわけでもありません。個人的にはひな子よりも小柄なメイド少女真雪(CV小倉唯)がお気に入りです。

顧問の黒柳ルリ子 

 ロリキャラは真雪で決まりかと思いきや、演劇部顧問で名子役の小学四年生・黒柳ルリ子という真性ロリがいました。いくらなんでも小学生に師事するなよ女子高生。

ソード・オラトリア序盤 

 「ソードオラトリア」。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」の外伝で、「ダンまち」では脇役だったロキ・ファミリアがメインとなっています。冒険者のランクは大半がレベリ1、現時点での最高峰はたった二人しかいないレベル7であるところ、ロキ・ファミリアにはレベル6を含む高レベルな冒険者が多数在籍しており、最強ファミリアの一角と目されています。

ロキ・ファミリア 

 「ダンまち」の主人公ベルの想い人となった剣姫・アイズが主人公となっていますが、同じファミリアでアイズを慕うエルフの魔導士レフィーヤの視点から描かれています。「ダンまち」ではメインヒロインなのに全然しゃべらなかったことで有名なアイズですが、本作では前作の数倍くらいしゃべっています。が、基本無口なのでそれでも饒舌とは言い難く。

本気を出すレフィーヤ 

 基本本作の各話は「ダンまち」各話に対応しており、「ダンまち」の裏側では実はこういうことが起きていたということが判るので、「ダンまち」ファンには大変面白い構成になっています。ベルやヘスティアもたまに登場しますし。

エロマンガ先生序盤 

 最後に今季最大の注目作となっているのではないかと思われる「エロマンガ先生」。タイトルのインパクトで視聴を決定し、後から「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(俺妹)」の原作者伏見つさかの作品であることを知りました。絵も「俺妹」と同じ絵師。

正宗と紗霧 

 「俺妹」でも桐乃がラノベを書いてヒットし、アニメ化の企画が持ち上がるという展開がありましたが、今回は主人公の和泉正宗が高校生ラノベ作家で、引きこもりの義妹(中学生)の紗霧が「エロマンガ先生」でイラストを担当していました。お互いその事実を知らなかったものが一気に判明したことでストーリーが展開してきます。今回はいわゆる「みゆき」型で血が繋がっていないので、恋愛モードになっても安心(?)ですね。

山田エルフ先生 

 超売れっ子の中学生ラノベ作家山田エルフとか、やたら早熟の天才が登場してきますが、なんとなくキャラの構図が「俺妹」に似ているような気がします。山田エルフは黒猫枠、正宗の幼馴染みの高砂智恵は地味子(田村麻奈実)枠なんじゃないでしょうかね。「俺妹」では主人公京介のCV中村悠一、本作では主人公正宗のCV松岡禎丞と実力派を据えており、伏見つかさは作品の出来に定評があるので安心して見ていられる気がします。

紗霧とエルフ 

2017年春季アニメ序盤の感想(その1):久々に視聴打ち切りが出てしまいました

立夏とヤグルマギク

 昨日5日は立夏ということで、暦の上ではもう夏です。正直真夏もこのくらいの気温だったらどんなにいいかと思いますが、そうは問屋が卸さない。札幌だって真夏はもっと暑いですしね。

立夏その2 

 本日は2017年春季アニメ序盤の感想です。なにしろ視聴開始したのが10本もありましたので、毎週日曜日はスーパーアニメタイムだぜと思っていたのですが、なんと早くも2本視聴打ち切りと相成りました。

打ち切り覆面系ノイズ 

 打ち切り作品その1「覆面系ノイズ」。2話で視聴打ち切り。3話が評価ラインとされるなか、あまりに早い打ち切りとなってしまいましたが、もう耐えられませんでした。そもそもバンド系はあんまり好きではなかったのですが、「はやみん枠」ということで冬季の「風夏」、春季の本作と視聴してきたのですが、「風夏」はともかく本作はダメでした。1話でダメだったんだけど我慢して2話を見たらもっとダメになりました。「いやいや全然見られるZE!」という方は皮肉でなくぜひ視聴を継続していただきたい。今季唯一のはやみん主演作なので。

フレームアームズ・ガール打ち切り 

 打ち切り作品その2「フレームアームズ・ガール」。4話で視聴打ち切り。可愛い自律型フィギュアを愛でる作品と打ち切れば見て見られないことはないんですが、当初「プラレス三四郎」とか「機動天使エンジェリック・レイヤー」的な内容を期待していたので、バトルシーンが予想以上に少なく、またワンパン終了的な短さだったのががっかりでした。可愛い女の子を愛でる作品としては「ひなこのーと」があるのでこっちはもういいや、という感じです。りえしょんのOPは良かったんですが…

つぐもも序盤 

 続いて視聴継続中の作品。まずは「つぐもも」。5話まで視聴。朝とかゴールデンタイムにやればいいじゃないという内容なのと、冒頭は正直あまり面白くなかったのでボーダーラインにいた作品です。女性キャラがあんまり可愛くないんですよね。あと小学生レベルの下ネタぶっ込みすぎ。

つぐもも序盤その2 

 ただし3話以降話が回り始めたのと、17歳のお姉ちゃん(井上喜久子)がナレーションをやっているので取りあえず視聴継続。きっこさんはいろんな所で起用されており、アダルト版くくりの他、1話内のテレビの番組に登場していたアイドル役で「17歳です♡」と言っていたのが微妙にツボでした。

すかすか序盤 

 「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」。略称というか通称「すかすか」。4話まで視聴。ストーリーといい、キャラデザインといい、今のことろ一番好きな作品です。美少女妖精を兵器として使い捨てにするという中二病設定があざといといえばあざといですが、だがそれがいい。

お姉ちゃんキャラがいい 

 本作で最高だと思うのは、17歳なのに娘は19歳という、「母より年長の娘」を持つジャギ兄さんがぶち切れそうなお姉ちゃん(井上喜久子)の起用法です。ナイグラートというキャラ、若くて可愛らしくて実にいいですね。お姉ちゃんはこういう役で起用するべきだと私は前々から思っていましたよ。ちょっと喰人鬼(トロール)というだけで…(笑)。

可愛いクトリさん 

 あとヒロイン・クトリが可愛いですね。こういう子を悲惨な戦闘に向かわせて終いには自爆を強要するというド外道設定。だがそれがいい。CV田所あずさには頑張って欲しいですね。主人公のヴィレムも元準勇者という微妙な過去があるので、クトリ達が死なない算段を立てようとしてますが、どんどん死なれてダークサイドに堕ちしてしまうという展開も個人的にはありですね。

サクラクエスト序盤 

 「サクラクエスト」。P.A.WORKSお得意の「働く女の子」シリーズ第三弾。前作「SHIROBAKO」の成功にあやかったのか今回も女の子5人組がメインキャラとなっています。寂れた田舎町「間野山」のミニ独立国「チュパカブラ王国」の国王(観光大使)となった木原由乃と仲間達の町おこし奮戦記となっています。主人公の由乃は「SHIROBAKO」の主人公宮森あおいとルックスが良く似ている感じがします。

女の子五人組が好きなPAworks 

 他は観光協会職員のしおり、元売れない女優で帰って来た真希、引きこもり気味のオカルトマニアの凛々子、都会に疲れて田舎に来たけど虫嫌いなWEBデザイナーの早苗。「SHIROBAKO」5人組は高校のアニ研仲間でしたが、「サクラクエスト」はそれとは違って、もともと知らない同士(しおりと凛々子は顔見知りだけど)なので、関係はゆるゆると作られている最中ですが、2クールやるなら問題なし。というか2クールやらないとヤバイですよ。

間野山の田んぼ 

 舞台となる間野山町はどこにあるのか今のところはっきり描写されていませんが、しおりが「だんないよ」と富山弁をよく使うのでP.A.WORKSの地元でもある富山県なんじゃないかと。「true tears」や「クロムクロ」も富山県が舞台でしたっけ。「クエスト」というだけあって妙にファンタジーというかRPG風のタイトルが並びます。間野山だって「魔の山」だし。

クロックワーク・プラネット序盤 

 最後に「クロックワーク・プラネット」。4話まで視聴。寿命が来た地球を全て歯車で再構築したことで命脈を保っているというとてつもない世界のお話です。とりあえず序盤は壊れてパージされそうになっている京都を救うという話でしたが、2000万人もの命運を担ってるわりに主人公ナオトが脳天気でぶっ壊れているのでオイオイと思いますが、本人からすればいきなり巻き込まれているので仕方ないかな。

ツンデレリューズ 

 本作の最大の魅力はメインヒロイン・リューズ。約1000年前に製造されたオートマタ(自動人形)であるInitial-Yシリーズの壱番機で、200年以上誰も直せないまま眠り続けていましたが、「異常聴覚」の持ち主であるナオトが修理したためマスターとして仕えています。もの凄い毒舌家なのでとてもしもべとは思えませんが、これもツンデレなんでしょう。CV加隈亜衣の声が素敵です。この人の声は丹下桜に似てる気がします。それで残る4本は次回に。

ぷんすかリューズ 

2017年冬季アニメの感想(その3):幼女戦記/小林さんちのメイドラゴン/けものフレンズ

松山祐士死す

 「機動戦士ガンダム」や「キャンディ♥キャンディ」など、有名アニメ作品の劇伴の編曲・作曲を多数手掛けた松山祐士さんが4月7日に自宅の火災でお亡くなりになりました。奇しくも38年前のその日は「機動戦士ガンダム」放送開始日でした。“作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士”というのは70年代アニメの黄金コンビだったと思います。

キャンディ・キャンディOP 

 「機動戦士ガンダム」の「翔べ!ガンダム」(OP)、「永遠にアムロ」(ED)もいいのですが、最高傑作は 「キャンディ♥キャンディ」のOPである「キャンディ♥キャンディ」だと思います。ハープシコードのバロック風の前奏がとってもお洒落で、聞けば誰もが知っている名曲でしょう。ご冥福を心からお祈り致します。

バケモノ呼ばわりされるターニャ 

 もう春季アニメも始まっているところ、早々に冬季アニメに決着を付けなければなりません。これが最後となる感想第三弾です。まずは「幼女戦記」。これでもかと登場するベテランオヤジ声優の海に漂う悠木碧(と早見沙織)という感じの作品でしたが、なんのことはない、実は悠木碧演じる幼女・ターニャの正体もオッサンでした。

オヤジの海 

 “其れは、幼女の皮をかぶった化物―”というのがキャッチコピーでしたが、正体(日本のサラリーマン)が判ってしまえば、化物でもなんでもなく、ひたすら合理的かつ論理的に職務(この場合は戦争)を遂行しようとしていた人でした。誰よりも平和を願い、そのために勝とうとしていたのに、神は非情かつ無情の限りでした。

ターニャとヴィーシャ 

 というか、本作に登場する神、ターニャ言うところの“存在X”の胡散臭さはただなりません。これは紛れもなくグノーシス主義が主張するところのヤルダバオートに他ならないでしょう。ヤルダバオートは世界の創造者なので、人間にとっては唯一神に他なりませんが、このクソッタレかつ不完全な世界を作ったということは、創造者の不完全ぶりを示すに他ならない。すなわちヤルダバオートは愚昧かつ能力の欠如した不完全は存在に他ならないのだというのが、グノーシス主義の主張です。もちろん愚かで傲慢な不完全な存在だとしても、人間とは完全に一線を画した存在の神なので、人間にとっては恐るべき存在です。

メガテンに登場したヤルダバオート 

 クトゥルフ神話の、宇宙は盲目白痴の創造神であるアザトースの創造物であり、故に宇宙は狂気に満ちているのだという発送も、グノーシス主義の延長上にあるような気もします。

浮かれる参謀本部 

 ターニャ率いる第203航空魔導大隊の未曾有の大活躍により、共和国に対し戦史に残る大勝利を収めた帝国ですが、共和国軍は母国を捨ててなお抵抗を継続。ターニャだけは残存勢力の掃討の必要性に気づきましたが、参謀本部のオヤジ達までもが勝利に浮かれてしまい、みすみす終戦の好機を逃してしまいました。

存在Xへの復讐を誓うターニャ 

 リストラを通告したら逆恨みされて駅で線路に突き落とされて死亡し、「存在X」に異世界でターニャという幼女へ転生させられたという経緯から、人間はしばしば非合理的な選択を行うことを身を以て知っていたターニャですが、合理主義の権化である帝国の参謀本部にはなかなか受け入れられず、その機動性と戦果故になおも継続される戦争の最前線に駆り出されていくターニャと部下達。「存在X」への復讐も模索していますが…というところでアニメは終了しましたが、第二期制作を強く希望します。ただ原作が終了していないので早急には無理かも。

ムーミンに似ているヴィーシャ 

 はやみん演じるターニャの副官にして相棒格のムーミン似のヴィーシャも少女ながら各戦線に同行しています。この人も幼女まではいかなくても戦争に行くには年若い少女なんですが、どうも魔導師は稀少な存在らしく、老若男女を問わず適性があれば駆り出されるみたいです。色々判りすぎるが故に苦悩するターニャに対し、食事や待遇などにぼやきつつもわりと飄々とした感じで、何気にターニャの危機を救ったりします。

アンソン・スー強襲 
復讐の鬼と化したアンソンさん 

 ターニャの宿敵的存在だったアンソン・スー中佐も周囲から慕われる人格者でしたが、ターニャに敗北することで「存在X」の啓示も受けて狂気に取り憑かれたようになり、三度目の死闘では後一歩というところまでターニャを追い詰めました。死後はその娘メアリー・スーにその狂気が乗り移ったような。しかしメアリー・スーって(笑)。二次創作での超人的オリキャラか。だとするとターニャすら圧倒しそうな。

宣誓するメアリー・スー 

 CVは美人声優戸松遥なので、第二期制作の暁には三人目の主要女性声優として活躍してくれそうですが、狂気っぷりがちょっと怖い。「クズの本懐」で花火に振られたえっちゃんがヤケになってこうなったのか。

メアリー・スー 

 第二次大戦の欧州戦線をなぞるかのような展開ですが、年代的には大戦間である1923~24年くらいの戦いが描かれていました。この世界では第一次世界大戦はなかったのかも知れませんが、ソ連らしい国はしっかり建国されています。玄田哲章、大塚芳忠を中心とするオヤジ声優の重厚な演技も素晴らしく戦争描写も過激かつ凄惨にしっかりと描かれていて、見応えのある作品だったと思います。タイトルで敬遠してしまった人はぜひ思い直して見て欲しいですね。

版図を拡大すると敵が増える帝国 

メイドラゴンタイトル 

 続いて「小林さんちのメイドラゴン」。SEとしてデスマーチ&パワハラに疲れ切った小林さんは、酒に酔いまくって勢いで山に迷い込み、神剣を刺されて瀕死状態だったドラゴンのトールに出会います。勢いで神剣を抜いてトールを助けたことで、メイドとなったトールと暮らすことになった小林さん。そのうちトールの妹分のカンナも同居を始め、その他のドラゴンもトールに呼ばれるかのようにやってくるようになりました。

悪酔いした小林さん 
トールとの出会い 
神剣を抜く小林さん 

 ちなみに神剣にみだりに触れると精神をやられるそうですが、小林さんは神への信仰心がないので平気だったとか。ということは、日本人のかなりの人が大丈夫でしょうね。トールが日本に逃げ込んだのは正解だった

竜眼のトール(ドラゴンだから当然ですが) 

 メイド姿のトールは一見可愛いのですが、良く見ると目が竜眼だったり、ぶっとい尻尾が生えていたりなかなかなスタイル。異世界では「混沌勢(ケイオスケイオス!)」の中核として、調和勢の神々や人間達と戦っていたらしく、メイドらしく柔らかい物腰で誰に対しても丁寧に接していますが、折々人間に対して「劣等種」「下等生物」と毒を吐いてディスっています。超剛力、ブレス、魔法を駆使していることから、ドラゴンといってもドラクエなどのRPGに登場する普通のドラゴンとは格が違い、龍神というべき存在のようです。

メガテン属性図 

 メガテンシリーズの分類だと龍神はだいたいLIGHT/CHAOSに位置しているので、混沌勢なのは納得ですが、他のドラゴンは必ずしも混沌勢ではない様です。ルコア(ケツァルコアトル)は傍観派というとことなのでLIGHT/NEUTRAL、エルマはLIGHT/LAWな模様。カンナは不明ですがなんとなくNEUTRAL/NEUTRALあたり?ファフニールはメガテンでは邪龍なのでDARK/CHAOSになってしまいますが、本作ではNEUTRAL/CHAOSあたりかと。

自問自答するトール 

 ちなみに(あくまでメガテンシリーズでの設定ですが)、LIGHTは開放的で善行を重んじる性格、DARKは邪悪で破滅的性格、LAWは整然とした秩序を重んじる性格、CHAOSは混沌と情念を重んじる性格とされていて、NEUTRALはどっちつかずの中間ということになります。メガテンでの龍神は、“龍族の長。神々の中でも最も古き者達で、人智を超えた能力と不思議な価値基準を持っている”とされています。LIGHTとDARKは善悪とも言い換えられるので理解しやすいですが、LAWとCHAOSはどちらが良い悪いというものではなく、それぞれの価値基準に拠るのですが、それ故に善悪以上に激しい対立を招いたりしています。

ジョージーさん 

 カンナの友達才川リコのメイドを自称する(実際には姉)ジョージーこと才川苗を後藤邑子が演じています。相変わらず優しい声ですが、実際には酒豪にしてバイク乗り。それはいいのですが、数年前には持病の自己免疫疾患で長期入院したり大変でしたよね。最近は具合も良さそうでなによりです。休業して半年以上音沙汰のない種田梨沙も元気に戻ってきてくれればいいのですが。

イシュカン・コミュニケーション 

 EDのタイトルが「イシュカン・コミュニケーション」であるように、癒やし系かつほのぼの系の内容でありながら、要所要所に「異種間コミュニケーション」というテーマが放り込まれてきます。ドラゴンと人間では能力以外にも寿命も圧倒的に違うので、小林さんの生涯ずっとメイドをやったとしても、トールにとっては束の間でしかないようですが、その後はペットロスみたいなものに苦しむんでしょうかね。

終焉帝来る 
トールロスの小林さん 

 最終回の13話では終焉帝ことトールパパンが登場。無理矢理異世界にトールを連れ帰ります。トールのメイドぶりがすっかり板についていたので、残された小林さんはずっと一人暮らしをしていたとは思えないほどに家事能力低下。加えてトールロスに苦しみます。カンナと二人暮らしは「クレイマー・クレイマー」前半を彷彿とさせるシングルファーザーぶり。小林さんは女性なんですけどね。

終焉帝に刃向かう小林さん 

 数日で戻ってきたトールですが、パパンの目を盗んでだったのでパパンと口論に。ここで恐怖に打ち勝ってパパンに抗議する小林さんの男気に惚れますな(小林さんは女性だけど)。

怪獣大戦争 

 引き下がらないパパンは場所を変えてトールとガチバトル。その激しさは世界を崩壊させやしないでしょうか。

カンナに乗ってやってくる小林さん 
パパンと小林さん 

 カンナに乗ってやってきた小林さん、「もっと折り合いつけてかないと物事って進まないじゃん」「違いを知ることは単なるスタートだ。それを確認しながら近づいたり離れたりを繰り返す。そしたらちょいちょい好きなところもできて尊敬だってできる。信頼も絆もできる」とパパンを諭します。納得しないと言いつつも異世界に帰るパパン。

小林さんに抱きつくトール 

 力ではなく対話で解決した小林さんの漢ぶり(女性ですが)に感激のあまり抱きつくトール。「何をあげたらいいですか?全部…全部あげます」。全ドラゴン介入で力尽くで追い払うのかとも思いましたが、こっちの方がクールですね。それぞれのドラゴンも人間界での生活にそれなりに馴染んでいて楽しそうです。本作も原作エピソード溜まったら第二期希望です。

桑原由気 

 そういえばトール役の桑原由気は、「アニゲラ!ディドゥーーン!!!」に出演時にカミングアウトしていましたが、杉田智和からはエルマが好きだと言われて瞳の光が消えたとか。こんな可愛い子になんてことを。ドSだなあ杉田は。

けもフレ最後の扉絵 

 最後に今季最大の問題作「けものフレンズ」。私は「アニゲラ!ディドゥーーン!!!」で杉田やマフィア梶田が騒いでいるのを聞いて見始めたんですが、第一話から見た人はよく視聴打ち切りにしなかったなと思います。それくらい第一話はいろんな意味で凄かったです。3Dアニメは下手くそに見えたし、サーバルちゃんは棒演技だったし、やっていることが木登りとか崖降りとかかなりしょぼく見えました。でもそれは後の回の伏線になってたんですね。

巨大セルリアンの足跡 
超巨大セルリアン 

 評価が変わるのは第三話あたりから。舞台となるジャパリハークが人に見捨てられた施設という様相を呈してきて、壊れたまま放置されたままの機械類とか、時々現れるミライさんの過去の映像など、“闇”を見せてきます。人類は既に滅んでいるのか?

ミライさんの映像 

 行く先々で脳天気なフレンズ達と触れ合って、なんだかんだでフレンズの困り事を解決し、「わーい!」「すごーい!」「たーのしー!」と楽しくやってきたかばんちゃんとサーバルちゃんですが、終盤にはシリアス展開に。サンドスターを吹き上げる山に近づいたせいか、超巨大セルリアンが登場。サンドスターは動物をフレンズ化しますが、同時に発生するサンドスターローと言う黒い煙のような物質がセルリアンを生み出す模様。サンドスターローが止まらない限りセルリアンは自動修復してしまいます。

フィルター修復 

 ラッキービーストが再生する過去の映像のミライさんの言葉から、山にフィルターを張る必要性を知ったかばんちゃんは、フィルターを張り直すことに成功します。しかし出現した超巨大セルリアンは残ったまま。明かりで海に誘導して船を使って沈める作戦を立てますが、その過程でサーバルちゃんがセルリアンに喰われてしまいます。

セルリアンに喰われるサーバルちゃん 

 セルリアンに喰われたフレンズは、記憶や能力を全て失って元の姿(つまり野生動物)に戻ってしまいます。フレンズ化にはサンドスターの力が作用していますが、どうやらサンドスターの力を奪われてしまうようです。

サーバルちゃん奪還 

 智恵は働くけどここまで肉体労働的にはほぼ役立たずだったかばんちゃん、サーバルちゃん仕込みの「うみゃみゃみゃみゃ」木登りで空からセルリアンの身体にダイブし、見事奪還。

囮になるかばんちゃん 

 意識の戻らないサーバルちゃんを守るため、自ら囮になるかばんちゃん。サーバルちゃんに代わってセルリアンに喰われてしまいます。

セルリアンに取り込まれたかばんちゃん 

 意識を取り戻したサーバルちゃん。幸い記憶は無事のようです。ですがかばんちゃんはセルリアンに取り込まれて緑の光点になっちゃいました。

ツープラトン攻撃 

 セルリアンハンターのヒグマと共にセルリアンを攻撃するサーバルちゃんですが、いかんせん巨大過ぎて効果的なダメージを与えられません。諦めるヒグマと足掻くサーバルちゃん。ここまでかと思ったら。

博士と助手見参 
光る目 

 博士と助手見参。通信リンクしたラッキービーストがジャパリパーク各地に危機を伝えた模様です。そして「さぁとっとと野生解放するのです!」「我々の群れとしての強さを見せるのです!」の言葉と共に周囲に満ちる光。

タイトルまでやってきた 

 これまで登場したフレンズが総登場。ベタですが、こういう展開を待っていたッッ!!ついでにタイトルまでやって来た(笑)。それぞれの特徴を生かした総攻撃でついにかばんちゃんを奪還します。…しかし、もはや原型を留めていないかばんちゃん…

原型をとどめていないかばんちゃん 
かばんちゃん復活 

 元の姿にもどってしまうはずですが…なんとかばんちゃんに戻ります。

復ッ活ッ 

 復ッ活ッ!かばんちゃん復活ッッ!しかも記憶もそのまま。フレンズは元の姿に戻りますが、かばんちゃんは人だから元の姿も人ということか。

沈むセルリアン 

 そして当初の計画どおり、超巨大セルリアンはラッキービーストが操作する船とともに海に沈み、溶岩になってしまいます。ボスは犠牲になったのだ…

ボスの変わり果てた姿 

 海岸に残るボスの遺品。しかしここから声が出てきます。ボスの本体はこれだったのか?

毛髪がフレンズ化 

 ところでかばんちゃんの正体ですが、アライさんが言うには、ミライさんの帽子に残っていた毛髪がフレンズ化したようです。ツチノコが「体毛からフレンズ化したパターンだな」と言っています。間違いではないけど、体毛と言われるのなんかエッチな感じがしてしまいますね。私は、かばんちゃんはミライさんがセルリアンに喰われて記憶を失った姿だと思っていましたが、なんと毛髪だっとは。でもそれじゃ、原型である髪の毛に戻るはずなんでは?

ミライさん最後の映像 

 ミライさんはジャパリパークを去ったものの、生きているようなので、いずれかばんちゃんとも会えるかも。でもこれはどういう関係になるんでしょう。「私はあなたの一部です」みたいな?

水陸両用ジャパリバス 

 ジャパリパークの危機を救った英雄・かばんちゃんには船に改造されたジャパリバスがプレゼントされます。もしや水陸両用?魔改造だ魔改造だ。

みんなとお別れ 

 そして仲間の人を探しに旅立つかばんちゃん。振り返らない姿に成長を感じたり。

あっさり解散 

 フレンズ達もあっさり解散。わりと淡泊というかクールなのね。

バスの後部が(笑) 

 ……と思いきや、ジャパリバスの後部が発進。待てサーバルちゃん(笑)。どこまでも付いていくストーカーとなったのか。

海上で電池切れ 

 ここで終わりなんですが、なんと海上で電池が切れてしまうジャパリバス。そして後ろから追突する後ろ半分。

追突というか合体 

 かばんちゃんが「サーバルちゃん!みんな!」と言っているのでサーバルちゃんだけではない模様。そして海棲動物らしいフレンズとも出会って新たな冒険が始まる予感です。これはぜひとも第二期を。

PPP予告 

 しかし「けものフレンズ」は間の悪い作品で、アニメは驚異的人気となったのに、元ネタのスマホゲームはアニメ開始直前にサービス終了。ついでにコミック版も3月で終了。ついでに言えば番宣ラジオも2月から隔週化。なんだこりゃ。まあゲームなんか存在自体知らなかったからなあ。もうアニメに注力したらいいんじゃないですかね。

違うサーバル 
涙を流すサーバルちゃん 

 謎といえば、かばんちゃんが体毛に戻らなかったことの他、ミライさんの過去の映像に登場した違うサーバルの存在。フレンズは一種一体という訳ではないらしいので他の個体がいてもいいのですが、なぜあの時サーバルちゃんは涙を流したのか。私はてっきりミライさんとサーバルちゃんはセルリアンに喰われ、ミライさんは記憶を失ってかばんちゃんになり、サーバルちゃんは動物に戻ったけど再びフレンズ化することができたのではないかと思っていたのですが、声優さんが違うからサーバルは別個体のようです。

金朋のトキ 

 あとサーバルの他についていったフレンズは誰なんでしょうね。偵察や輸送に便利な飛行能力があるフレンズがいて欲しいところですが、博士と助手はジャパリパークの長だから同行しないでしょう。アリツカゲラもロッジを経営しているので無理。だとするとトキあたりかな?CV金田朋子ですが、低めの抑えた感じの演技がとても良かったですね。

小林ゆうのツチノコ 
アライさんとフェネック 
パワー系のカバ 

 仕事や役目のあるフレンズは来れないでしょうが、好奇心旺盛な感じのツチノコは勝手についてきそうですね。それにアライさんとフェネックは流れでついてきそう。いてくれると便利ということでは、工兵役でお役立ちのビーバー&プレーリードッグ。それにパワー系も欲しいので、カバあたりが来てくれればいいですが。ヒグマならなお頼もしいですが、セルリアンハンターの仕事があるからどうかなあ。

いろんなフレンズ 

 バッドエンドもあるかと思われた展開でしたが、ハッピーエンドで終わって何よりでした。監督のたつきの株が暴騰したとかしないとか。OPとEDもとても良かった。ニコニコ動画では四割もの支持を集めて冬季アニメのナンバー1作品となりましたが、少なくとも一番印象に残る作品はこれでしょうかね。 

2017年冬季アニメの感想(その2):CHAOS;CHILD/亜人ちゃん/ACCA/クズの本懐

こんな感じの筑波嶺の桜

 今日は昨日と打って変わって日差しの明るい一日でした。東京じゃ桜の花見をやってるかも知れませんが、筑波嶺ではまだ早いかな。ほころんでるけど一分咲きにも満たない感じ。気温にもよるけど、来週辺りが見頃でしょうか…

カオチャタイトル絵 

 さて大半終了してしまった冬季アニメ。感想を書いていかないと春季アニメが始まってしまいますね。ではまず「CHAOS;CHILD」。

カオチャ感想 

 正直1クールに詰め込み過ぎです。妄想科学アドベンチャーシリーズの姉妹作品である「STEINS;GATE」のアニメ化が名作とされるのは、2クールかけてじっくりとストーリーを描いたことで、原作(ゲーム)を知らない人にも充分理解できるようにしていたからだと思うのですが、本作は原作を知らないと置いてけぼりを喰らってしまいがちです。

アザトースさんと眷属 

 主人公のリア充気取り・情報強者気取りの宮代拓留の周囲で猟奇事件(ニュージェネレーションの狂気の再来)が頻発したのは、「この世に偶然なんてない、あるのは必然だけ」(木之本桃矢)だった訳で、クトゥルフ神話的に言えば、盲目白痴の絶対神アザトースの意思を具現化するべく生み出されたナイアーラトテップがあらゆるお膳立てをしていたということです。

ナイアーラトテップ 

 事件の黒幕とも言える存在(ナイアーラトテップ)は、確かにあっと驚く人物だったのですが、実はアザトースであった宮代拓留の、自分ですら忘れていた意思を実現させるために行っていたのだという。盲目白痴というのも例えで言えばまさに宮代拓留にぴったりだなあ。

 視聴者の表情

 凄まじいバッドエンドで終了し、視聴者までも宮代拓留のこの顔にしてしまった作品ですが、なんと続編を制作するんだそうな。「rewrite」もそうでしたが、1クール見てきて“実はバッドエンドでした(てへぺろ)。トゥルーエンドは次回やるからまた見てね”という展開は嫌いです。それをやるなら最初から2クールで制作しての1クール目でやるとか、最初からバッドエンドであることを公表するかして欲しいものです。
 
 続編制作決定だが

 本編ではやたらディソードでチャンバラをするのだけど、ディソードってギガロマニアックス妄想を具現化するための端末であって、そういう使い方をするもんじゃないでしょう。もしそうなら剣道でも習っていた方が(笑)。

ディソード
ディソードチャンバラ 

 それにしても宮代拓留、イマジナリーフレンドを具現化するだけでなく、ギガロマニアックスの能力まで付与できるとは、どんだけオールマイティーな能力者なんだ。もっと有効に使えなかったのか、その力と思いますが、自覚がなきゃどうにもならないのかな。

号泣乃々さん 

 収穫としては、「ハルチカ」以来注目しているブリドカットセーラ恵美が、来栖乃々(南沢泉理)を好演したこと。ゲームでは女王様然としているそうですが、アニメではむしろ気弱で何かに怯えるような演技が多かったような。7話の号泣演技はとても良かったですね。もう一本、もう一本あれば「好きな声優さん」で…

亜人ちゃんタイトル絵です 

 続いて「亜人ちゃんは語りたい」。亜人とは言っても「亜人」での亜人(ややこしいな)のような不死性とかは一切なく、むしろ生活する上ではハンデキャップとなっているような特徴を持つ人間の物語でした。

高橋鉄男先生 

 大学時代から亜人に興味を持っていたものの、会うことはできなかった高校の生物教師である主人公・高橋鉄男は、いきなり4人もの亜人に遭遇することになります。ヴァンパイア、デュラハン、雪女、サキュバスと、亜人はなぜか全員女の子。彼女たちは、それぞれ亜人としての悩みを抱えており、話を聞くうちに高橋先生はなんとか彼女達の問題を解決しようと奮闘することになります。

高橋先生と亜人トリオ 

 基本学園コメディーで、高橋先生はヒゲゴリラな外見に似合わず心優しく、亜人達のハートをがっちり鷲づかみ。普通の生徒達にも変人だとは思われているものの好かれていて、客観的に見てとっても良い先生です。見てくれはモテそうにないのですが、無自覚なたらし体質で、女の子(含むサキュバス)はみんなメロメロ。

吸血衝動 

 亜人は強い光や熱に弱い(ヴァンパイヤ、雪女)とか、分離した頭を持ち歩かなければならないので手がふさがる(デュラハン)、異性を強烈に催淫させてしまう(サキュバス)など、有害無益というか、およそ役に立ちそうにない特徴を持っていますが、サキュバスだけは風俗とか夜の店では大活躍できそう。なのになんで共学校の先生なんて職業を選ぶんだ佐藤先生。せめてそこは女子校だろうに。

佐藤先生入浴シーン 

 この人がキャバ嬢とかやったら、「佐藤さん、あんたのせいでメチャクチャだ」的に入れ込んで家財を傾ける人続出でしょうね。それなのにサキュバスという特徴とはあまりにも裏腹に生真面目なせいで、人里離れた借家から朝夕のラッシュを避けて始発終電状態で通勤しているのはあまりにも可哀想。せめて高橋先生と結ばれればいいのですが。それにしても佐藤先生を演じるひよっちは達者な声優さんですね。

水着回だ 

 最終回に水着サービス回を持ってくるとか、ちょっとおせーよとか思ったりもしますが、4月から7月までの期間の話だったのでむしろ自然か。亜人同士が仲良くなるだけでなく、一般生徒とも衝突があったりした後で親しくなって、特に日常をはみ出すような事件は起こらず、「優しい世界」に終始していましたが、それはそれで良かったと思います。

にっこりひかりちゃん 

 メインヒロイン格のヴァンパイア・小鳥遊ひかりがいい味出していましたね。おしゃべり好きでいたずら好きで人懐っこくて。この子がいなかったらまた別な展開になっていたような気がします。演じたのは前回の「アニゲラ!ディドゥーーン」にもゲスト出演した本渡楓。

杉田も褒める本渡楓 

 「ガーリッシュナンバー」でもあざと可愛いアイドル声優・久我山八重役を好演していましたが、杉田智和が肝の据わりぶりや面白エピソードの紹介ぶりを激賞していました。この人もあと一本あれば「好きな声優さん」で紹介したいですな。

ドーワー王国地図 

 次は「ACCA13区監察課」。シャレオツなOP、飯テロぶりを発揮するパンやケーキの実にうまそうな描写、深謀遠慮渦巻く展開と、エロ方面ではない形での深夜アニメらしい深夜アニメでした。

計画に乗ったかのようなジーン 

 主人公ジーンが王家の血統であることが判り、ACCA嫌いで解体を公言するバカ王子を廃しようというクーデーターで次期国王として担がれる展開になり、ジーンもその気になっている…という展開でしたが。

急回復のニーノ 

 ジーンの言動が「装甲騎兵ボトムズ」最終回直前のキリコを彷彿とさせたので、それはないだろうと思ったらやはりそうでした。クーデターにかこつけて自分の区を中心とする新体制構築を画策していたリーリウム家の野望というか陰謀が、実はばればれで騙したつもりが騙されたというオチは面白かったです。

バカ王子シュヴァーン 

 バカ王子もACCAが彼を王位継承者として認める代わりに、群衆の前でACCAの存続を約束させられ、とりあえず王政の権力拡大は阻止されました。まあドーワー王国の実態は各区による連邦制のような国なので、ゴリ推しすれば無血クーデータが流血クーデターになるだけなんでしょうが。

リーリウム長官 

 リーリウム家が支配するフラワウ区は分離独立し、13区は12区になってしまいましたが、いずれは戻ることが期待されています。もしや統合戦争勃発…

可愛いロッタ 

 ニーノが粋で格好いい(声まで津田健次郎なのでやたら格好いい)、色気より食い気の美少女ロッタが可愛い(悠木碧の「幼女戦記」での演技とのギャップを楽しむという側面もありました)、とまあそんな作品でもありましたが、最後に間違っていたことが。ジーンとロッタのママンであるシュネー王女が王家を離れるさい、同行した従者のアーベント。白髪つながりで、この人が後のグロッシュラー長官だと思っていましたが…

アーヴェントとニーノ アーヴェントだったオウル

 正体は、監察課課長のオウルだったんですね。髪を金髪に染めていたとは。各区の視察が仕事なのに、乗り物酔いがひどくて自分では視察にいけない監察課課長とは一体何なんだと思っていましたが、そこには王政とか枢機院の意思が働いていたのでしょう。そしてニーノがしばしば連絡していた相手もオウルだったということに。いや~すっかり騙されました。

グロッシュラーとモーヴ 

 5長官制度の廃止により、ACCAの最高責任者となったモーヴ本部長。ジーンは実は惚れていたようですが、彼女はグロッシュラーと良い感じ。CV田中敦子ではそもそも手に負えなさそうでもあります。残念ながら失恋してしまいましたが、ニーノとやけ酒でも飲みましょう。

この中から彼女候補を 

 監察課3人娘から彼女を選んでもいいのですが…基本おやつばかり食べてたような印象が。この中なら左の子かなあ。

素敵なモーヴ本部長 

 そしてニーノも父の代からの任務を解かれたのだから、ロッタと付き合っちゃえYO!ジーンと同級生になるために、パパンの命令で25歳で高校生やらされたせいで、実際にはロッタとは20歳位(つまり倍)年齢が離れているけど、愛があれば年の差なんて。何よりもレイルとかシュヴァーン王子とかに持って行かれちゃうのは不本意です。でもいとこ婚になるけど、ロッタが結婚した方がシュヴァーンはまともになりそうな気も。

中学生役をやるトシちゃん 

 それにしても昔「3年B組金八先生」に出演した田原俊彦は、高校を卒業していたのに中学生役をやっていましたが、それでもせいぜい3~4歳差。10歳サバ読んで高校生になるのはかなり辛かったのでは。アダルトな雰囲気で女子生徒からはモテたかも知れないけど。

敬礼ジーン 

 これはステキにまとまった良い作品でした。ニーノは危なかったけど誰も死ななくて良かった。シュネー王女が亡くなった鉄道事故は、本当に事故だったみたいですね。

 クズの本懐タイトル絵です

 最後に「クズの本懐」。「亜人チャンは語りたい」が4月から7月までの物語だったのに対し、こちらは4月から翌年3月までの物語。途中から主人公が茜先生になってしまったような気がするのですが(笑)。

一番立ち直れなかった花火

 少女マンガ原作のせいか、女子達の心理が鬱陶しいくらいに細かく描写されていました。それはともかく、前作「舟を編む」から継続してノイタミナ枠を視聴した人は、あまりのギャップに驚いたことでしょう。いきなりJKが喘ぎますからねえ。茜先生も喘ぐけども。これは…アイドル声優とかはオーディションを回避したんでしょうか。或いは事務所に止められたりね。

インチキお兄ちゃん 

 反面、オノコ達の心理描写はちと怪しい。麦はまだしも、鳴海先生は美化しすぎだ。男はそんなもんじゃないZO。「幼女戦記」の言い方を借りれば「それは、青年教師の皮を被ったバケモノ」。まあある意味ぶっ壊れた人じゃないとリアルビッチ先生茜ちゃんの相手は務まらないか。

大学生時代の茜先生 

 それにしても茜先生、もしやサキュバスなんじゃないかという位モテまくり、男を取っ替え引っ替えして快楽を搾取してきたのに、なんとなく鳴海先生と結婚したらすっかり収まりそうな予感。まるで聖書に出てくる「改悛した罪の女(マグダラのマリア?)」みたい。じゃあ鳴海先生はキリストなのか。だとしたら、振った花火に結婚式に来いというドSなキリストだこと。

吹っ切ったモカ 

 麦に失恋したモカ(鴎端のり子)はいち早く立ち直って自分の足で歩いています。正直以前よりずっと格好いいですね。その後風紀委員になって「かもさんチーム」として戦車道に参加するんですね、わかります(中の人つながりで)。

恋愛遊戯のように 

 結局のところ、それぞれ想い人に振られた花火と麦ですが、所詮は代替品。振られた者同士で本格的にくっつくという選択は無かったのでした。いや、花火はその気配を見せたけど、麦が断った。ここも男子高校生の性欲ってヤツを舐めているような。「DKのセイヨクを甘く見たら、処女膜がいくつあっても足りないぜ」と伊達臣人も言っています(言ってません)。

えっちゃんも吹っ切った 

 スーパーレズ先生、えっちゃんこと絵鳩早苗も吹っ切った様子。この人の断髪は過去を断ち切ったという意味なんでしょうか。

ZOKKON命 

 いとこの桐嶋篤也がえっちゃんに「ZOKKON命(ぞっこんラブ)」ですが、安易にお手軽にくっついては欲しくない。どうしても手に入れたいものは絶対手に入らない、それが宿命(誰の?)

お似合いの二人 

 学校では生徒達が二人の先生を祝福。正直新任教師同士が一年も経たずに結婚とかどうなんですかねえ。同僚からヒソヒソ言われそうだけど。見た目確かにお似合いなんですが、その後鳴海先生が妻の寝取られを見てハァハァ言うみたいな変態趣味に走るようにならなきゃいいが。いや、二人がそれで幸せならいいんですけど

次は取られちゃダメヨ 

 ブーケの薔薇をブーケトスだと押しつけて「次は取られちゃダメよ」という茜先生。いい性格してるな先生。恋愛ブルジョアの茜先生も、そのスタイルではあと10年も経てば通用しなくなってしまい、一気に“振るジョア”から“振られタリアート”に転落した可能性があるので、いい時期にライフスタイルの転換が出来たんじゃないですかね。個人的にはBBA化して転落していく茜先生を生暖かい目で見守るというのも一興なんですが

フラレもの同士 

 モノローグで「私たちは本物を探してる。それが簡単に手に入らない事を知っている。どんなに願っても祈っても届かないものかもしれない。今度はもっと傷つくかもしれない。それは私たちをもっと孤独にするかもしれない。だけど求め続ける」という花火。

本物が欲しい… 

 それは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」で主人公八幡が言った「俺は、本物が欲しい」と同じ事なのか。もし花火の言う「本物」が「本物の恋」という意味だと、一気にこの子が浅薄に感じてしまうのですが。八幡の「本物」はそれだけではないと思うので。

 イキかける花火さん

 まあなんだかんだ、あれだけ喘いで18禁アニメかよと思わせた花火ちゃんも結末まで処女のままでしたよ。正直ロストバージンで大人になったと勘違いするようなバカではあって欲しくはなかったので、精神的には一応成長したと認めてあげたい(「興味の無い人に向けられる好意ほど気持ちの悪いものはない」なんて無茶苦茶ムゴイことを考えていたのが「ごめんなさい…!でも…ありがとうございま」と言えるようになった)ですが、モカの方が吹っ切り方が早くて好きでしたね。

本物を探している
 
 「今救われなくてもそれで良い。私達は本物を探してる。そのために生きていく」か…。その挙げ句また麦とくっついてもその意義が変わっていればいいのでしょうかね。でも個人的には麦とはもうくっつかないで欲しいですね。

本物を探していく二人 

 茜先生は華麗なる性の遍歴の末に、身体の関係だけでは満たされないもの(=本物)があることを漸く知ったようですが、そうなる可能性もありながら、その前に気付くことが出来た花火はむしろ幸いなのかも知れないですね。

いい声声優安済さん 

 ヒロイン安良岡花火を演じた安済知佳は、凄く声質が素敵です。花澤香菜と間違えられることも多々あるようです。番宣ラジオ「クズの女子会」をモカ役の井澤詩織とやってますが、番組の面白さもさることながら、この人は地声自体がとってもいいんですよね。この人は…ああ、キャラの数的にもう行けるので、近日「好きな声優さん」で取り上げます。

OPの茜先生 

 あ、あと茜先生も「好きなアニメキャラ」で取り上げますとも。私はマジで好きですよこの人。OPのこのシーン、髪型的には花火なんですが、それにしてはグラマラスだと思ってたら、若き日の(今も若いけど)茜先生だったんですね。

2017年冬季アニメの感想(その1):elDLIVE/風夏/セイレン

雪崩

 世間は春休み、日差しは麗らかで日脚は伸びる。そんな春真っ盛りな筑波嶺ですが、まだまだ冬が居座る場所はあって、山での雪崩で8人が死亡するという痛ましい事件が栃木県で発生しました。隣県といっても所変われば品変わるですね。

 elDLIVE感想

 さてそうは言っても冬アニメはそろそろ終了時期を迎えています。終了作品から感想を書いていきましょう。まずは「elDLIVE」。

首だけサタンクロスの宙太 

 原作が少年漫画で中学生が主人公ということで、展開も少年漫画そのままでした。どうして深夜アニメなんだと言いたくなりますが、美鈴やニノチカのちょいエロシーンのためだけなのか。

ニノチカとベロニカ 

 いろんな宇宙人が参加している宇宙警察エルドライブは、スターウォーズ的というかコブラ的というか嫌いではないのですが、見てくれ以外の特徴というのが描ききれていなかったような。

Drラヴ 

 主人公宙太とヒロイン美鈴が途中までずっと仲が悪く、また宙太がしばしばネガティブになるのが鬱陶しくて視聴中止にしようかと思ったりもしましたが、美鈴の声を演じるはやみんに罵倒要員のみならずエロ要員まで任せていたので視聴継続していました。

何気にエロいDrラヴ 

 クールにエロいことをするDr.ラヴ登場し、宙太がネガティブ思考から妄想思考に変わったあたりから面白くなり、ベロニカ、ニノチカといった別のエロ要員も登場してきたのでかなり良くなりました。思い起こせば一話でちらっと出ていましたが、けったいな宇宙人よりさっさと登場させて欲しかったです。

悪堕ちニノチカ 

 特にニノチカは洗脳されて悪堕ちしていた時の方が魅力的だったので、美鈴もぜひ悪堕ちして貰いたいです。はやみんの声で邪悪な演技されたらたまらん。

痛めつけられる美鈴 

 最終回で痛めつけられた美鈴が喘ぐような悲鳴を聞かせてくれたのは儲けものでした。はやみんはもっと泣かせたり呻かせたり喘がせたり悪堕ちさせたり闇堕ちさせたりしてやって欲しいです(あくまで演技で)。

首だけサタンクロスのドルー 

 ところで主人公の宙太、既に滅んだ宇宙文明の産物である共生体(モニタリアン)のドルーと共生していることでエルドライブにスカウトされた訳ですが、釘宮理恵の無駄遣いだなあなんて思ったりして。「寄生獣」では平野綾にミギーを演じさせてましたが、かつてのヒロインボイス声優に妙な生き物をやらせるのが流行しているのでしょうか。

サタンクロス 

 このドルー、個人的には「首だけ寄生虫サタンクロス」のように思えたのですが、さらにアップデートされると身体も出来て四本腕四本足になったりして。それじゃまさにサタンクロスだ。色んな宇宙人がいるエルドライブではあまり違和感がないですが、地球に戻れなくなりそう。

昇技トライアングル・ドリーマー 

 そして必殺技は分離しての昇技トライアングル・ドリーマー。まあそれは冗談として、ドルーの存在意義とか、なぜ宙太と共生しているのか、宙太のトラウマとなった竹取山遭難事故の真相や行方不明のままの二人の安否、美鈴が過去に受けたという「タクラマカン計画」の真実など、張られた様々な伏線が全く回収されていないので、これはもう第二期制作必至でしょう。でも見るかどうかはちょっとわかりませんね。

風夏感想 

 続いて「風夏」。こちらも少年漫画原作ですが、小中学生向けのelDLIVEに対して中高生向けでやや対象年齢は高くなっています。

 わけがわからないキュゥべえ

 何気にelDLIVEと被っている部分があり、「風夏」のヒロイン秋月風夏とニノチカはLynn、「elDLIVE」のヒロイン其方美鈴と氷無小雪ははやみんと、両作品でヒロイン争奪戦をやっているかのような。「elDLIVE」だとニノチカの方が好みですが、「風夏」だったらどう見ても小雪の方がいいだろうと思うのですが、容赦なく振る主人公榛名優。キミの選択はわけがわからないよ。

小雪ちゃん

 こんな可愛い子が幼馴染み属性持ちで本気で好きと言っているのに無残に振るとは。確かに両方喰っちまえYO!とは言えないですがね。きっと巻き込まれ属性持ちで、じゃじゃ馬で引きずり回す系の女の子が好きなんでしょうね。

引きずり回し系の風夏 

 で、原作と異なり交通事故で死ぬことはなかった風夏は、原作では果たせなかったファーストライブを成功さえましたが、いきなり脱退を宣言。例えるならば超人血盟軍を結成したキン肉マンソルジャーが一抜けで脱退するかのような。

超人血盟軍だ 

 これで一気にバンドは解散状態に。メンバーはそれぞれ陸上、家の跡継ぎ、他バンド参加などを考え出しますが、ただ一人戻るところが特になかった(笑)優が覚醒して風夏以外のバンドメンバーを呼び戻しました。

風夏を待つメンバー達 

 風夏がバンドを抜けたのは、ソロデビューの契約金に目が眩んだわけではなく、小雪×優の関係を横目で見ながら優と一緒にバンドは出来ないと思ったからですが、実は優の気持ちは自分でも知らないうちに風夏に向いていたという。

ラブラブやんけこの二人 

 一時はいい雰囲気もあった小雪をすげなく振って、もはや俺達の間に障害はないZE!とばかりに風夏に告って元の鞘に戻りましたが、小雪を噛ませ犬にした形になったのはどうもなあ。ま、事故死するよりはいいんでしょうけどね。

滅茶苦茶若い風夏ママン 

 というか、風夏が面会拒否中にしばしば登場した風夏ママン、やたら若くて風夏そっくり(演技はちょっと棒だった気もしますが)。いっそママンをメンバーに加えたらどうかと思いましたが。風夏のママンなら歌もうまい(はず)でしょうし。私はママンでもいけるッッ!!!(何が)

バンド再結成 
バンドでデビューか 

 しかしバンド脱退→再加入は、まあメンバーが納得していれば外野が文句を言うことでもないでしょうけど、ソロデビュー契約の方はそうはいかんでしょう。多額の違約金で丸裸にしてやれやと思いきや、事務所側はあっさり計画をバンドとしてのデビューに変更した模様。はえーな変わり身が(笑)。だったら最初からそういう話にすれば良かったのに。

満面の笑顔の風夏 

 原作と展開が変わったので、正直二期はありえないと思いますが、原作では早すぎる死を迎えた風夏がもし死ななかったら…というIFストーリーだと思えばそれも悪くないでしょうかね。風夏のこの表情を見てしまってはねえ。

ちょっと怖くなった小雪 
コユキ闇堕ちはいいぞ!!

 小雪の方は、原作どおりウサギの着ぐるみ姿の覆面バンド・ラビッツのボーカルとなったようですが、これはアイドルとしての歌唱が優への片想いの気持ちを歌ってきたので吹っ切るためなんでしょうか。ちょっと表情が怖くなった気がしますが…風夏のバンドに立ちはだかったりして。小雪闇堕ちはいいぞ!!

セイレン三人娘 

 お次は「セイレン」。原作はない…というか、かのギャルゲーの名作「アマガミ」の後継作ですね。まだゲーム化という話は聞いていませんが、制服も同じで。アマガミキャラの妹弟も登場して懐かしい気がします。1クールということでヒロインは3人しか登場しませんでしたが、やはり三人ではちょっと寂しいですね。

清廉さがない常木燿  

 セイレンの意味は“清廉”…どこがじゃ!?と言いたくなった冒頭の常木燿編でしたが、その後宮前透編、桃乃今日子編と続くに従って少しは清廉になっていった…のか?まあ常木さんがインパクトありまくりだったから。

オタサーの姫宮前透 

 一番清廉だったのは宮前透だったような。上級生でスタイルもルックスもいいのに色気に関心が向いておらずゲームに夢中だったり、男子を友達としてしか見なかったり。“オタサーの姫“的というか。

またも破れた常木さん 

 最終話でミスサンタコンテストで優勝し、またも常木燿の野望を阻止していたのには笑いました。常木さんの敗因はサンタコンテストなのにトナカイで出場したことか。

ちょいロリな今日子 

 見た目には一番“清廉”風な桃乃今日子ですが、主人公と幼馴染みでドジっ娘と、「アマガミ」でいえば明らかに“梨穂子はかわいいなあ!”でおなじみの「桜井梨穂子」のポジションにいながら、実態としてそれほど清廉ではなかったような。まあ梨穂子の愛は底なしに深かったから比較しては可哀想なのかも知れませんが。

メイド風今日子 

 確かにルックス的には今日子が一番好きですけどね。梨穂子ほどストレートかつシンプルにいけないとことは何なんでしょうね。幼馴染みだからといって甘く見るなよちゃんと口説けよということか。

いつもの先輩達 
ターバンのガキ 

 家庭科部に入部し、そこに“いつもの先輩コンビ”がいるというあたりも完全に梨穂子ポジション。この人達は「キミキス」にも出てたし、時空を超えて出現する「北斗の拳イチゴ味」の「ターバンのガキ」のような存在なのかも知れません。悪い人達じゃないんですが。でも名前はだいぶ変わったな。

正一と透 
10年後の今日子 

 一応三人共にラストに“その後”が描かれていましたが、常木燿だけ「再会してさあこれから」という所で終わっていたのに対し、宮前透と桃乃今日子は結婚してママンそっくりの娘もいるという幸せ一家状態で終わっていました。この差はなんでしょうか。常木燿のCVである佐倉綾音が番宣ラジオで「私もあっちが良かった-!」と言っていましたが、私もそう思います。常木さんはさあ…ルックスは一番いいんだけど性格的に妻って感じじゃないんですよね。

やたらグラマーな真詩 

 本来なら「アマガミ」のように6人ヒロインがいたそうですが、落選したのは上崎真詩(まこと)、三条るいせ、桧山水羽(みう)でした。上崎真詩は「アマガミ」の上崎裡沙の妹でしたが、姉が隠れキャラという出自が裏目に出たか(笑)。姉とは違って見事なトランジスターグラマーぶりだったので捨てがたいのですが。

三条るいせ 
目元に隈があるるいせ 

 三条るいせは風紀委員長で登場は仇役という感じになってしまいましたが、もしや七咲郁夫が片想いしていたのってこの人なのか?いつも目に隈ができていてちょっとコワい。

三条りん 
カイオウに迫られるリン 

 妹のりんちゃんがやたら可愛い。将来ごつくて狂暴なヤツから「俺の子を産め!」とかド外道な迫られ方をしないで欲しいですね。

桧山水羽 

 桧山水羽は転校生にして水泳部。水泳部ということは「アマガミ」一番人気ヒロイン七咲逢の系譜かッ!?水泳部には塚原先輩というシブい名バイプレイヤーもいたし、出さない手はないという気もしましたが、女子高から不登校になって転校してくるという展開が四話では描ききれなかったものか。常木燿編でキレまくっていた印象があるので、なんとなく印象悪かったのですが、今日子編でいきなり転校してきていたのでびっくりでした。

小学生時代の郁夫 
クールキャラ郁夫 

 七咲逢といえば、弟の郁夫が似たような雰囲気になっていて驚きましたね。あのいたずらっ子の小学生がねえ…やはり姉弟なんだなあと、親戚みたいな気持ちになってしまいますね。

我がラブリー 

 残念だったのは、我が愛しの“ラブリー”森島はるかの後継者がいなかったこと。ルックス的には常木燿が一番近いのですが、性格が…。森島先輩はビッチじゃないし、ビッチ風でもないんじゃ。男にはもてまくっていたけど。

だんだん甘くなるセイレン 

 「クズの本懐」と比較すると、あっちが女子の妄想なのに対して「セイレン」は男子の妄想という展開。正直セイレンの方が頭悪いけど、お馬鹿なところがいいんですよね。だんだん展開が甘くなるあたりもグーでした。「アマガミ」を見ているか見ていないかで評価が変わる作品だと思いますが、私は大好きでした。

視聴予定の2017年春季(その2):史上最多の10本エントリーになりました

春分の日ですよ

 春たけなわの春分です。「暑さ寒さも彼岸まで」で有名な(?)お彼岸の中日ということもあって、うららかな季節になってきましたね。花が咲き乱れるのは結構なんですが、虫のヤローも出てきますね。そして戦場でのミノフスキー粒子ばりに濃い花粉。花粉症はそんなにひどくはないのですが、そうはいっても目がかゆくなってくしゃみが止まらなくなりますね。

ソード・オラトリオ 

 さて昨日に引き続き視聴予定の2017年春季アニメの紹介を続けましょう。まずは「ソード・オラトリオ」。ラノベ原作の「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の外伝です。素直に「ダンまち」の二期を作るという訳にはいかなかったのか。



 【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。最強と名高い女剣士は今日も仲間たちと共に、広大な地下迷宮『ダンジョン』へと繰り出していく。様々な謎と脅威が襲いかかる深層域で、アイズが風を呼び、迷宮の闇へと一閃を刻む!迷宮都市オラリオの地で、それぞれの物語が今、鮮烈に交差する!これは、強さを求め続ける少女と、その眷族の物語。

ソード・オラトリオその2 

 本編は弱小(或いは発展途上)のヘスティア・ファミリアが中心となっていましたが、外伝はその強さで有名なロキ・ファミリアが中心となっています。ヘスティアとかもう一度見たいのですが、出てくるんでしょうか。仕方がないことですが、種田梨沙が演じていたキャラのCVが変更されているのが悲しいです。

つぐもも 

 「つぐもも」。マンガ原作。付喪神のお話です。付喪神も妖怪の一種といえますが、長い年月を経た道具などに精霊(霊魂)などが宿ったもので、百年経つと付喪神となるそうです。妖怪達が深夜に徘徊する百鬼夜行にも付喪神らしい姿の妖怪が描かれています。

百鬼夜行図 
つぐももその2
 
 ごく平凡な少年・加賀見かずやは、ある日突然現れた着物姿の美少女、桐葉と出会う。初めて出会ったはずのかずやに「久しいのう」と声をかける桐葉。はたしてその正体は、かずやが亡き母の形見として、片時も離さず持ち歩いていた「帯」の付喪神だった……。



 本作では付喪神にもバリエーションがあるという設定になっており、タイトルの「つぐもも」は通常の付喪神で、その他、世界の歪みから出現する「すそ」や、「すそ」を材料に持ち主の願望から生まれる「あまそぎ」というのがいるようです。器物が百年で付喪神になるのなら、骨董品はえらいことになってしまいますね。

ひなこのーと 

 「ひなこのーと」。これもマンガ原作。キャラが可愛いほか、M・A・O、小倉唯、高野麻里佳など可愛い声優が揃っているので見なければ。天使声優・小倉唯と聞いては放っておけませんぜダンナ。あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~的な作品だといいな。「ごちうさ」枠ってヤツですよ。



 人と接するのが苦手だけれど動物に好かれるため、田舎で“かかし”として働いていた主人公の高校生・ひな子が、個性的なキャラクターたちと演劇に取り組む演劇コメディ。



 かかしとして働くってなんじゃそりゃ(笑)。演劇部に入って自分を変えようとしたものの、肝心な演劇部は廃部になってしまっているらしいです。でも演劇コメディと名乗っているので再建するなり自主的活動をしたりするんでしょうね。

ひなこのーとその2 

 「覆面系ノイズ」。少女マンガ原作。実写映画化もキマッテイルそうですが、まずはアニメから先行放映。同様のスタイルには「ハルチカ」がありますが、ヒロイン穂村千夏に橋本環奈を起用にもかかわらず大爆死したとか。それでも私は好きだチカちゃん。


 
 歌が大好きな少女ニノは、幼馴染で初恋の相手モモと、作曲が得意な少年ユズ、それぞれと幼いころに離れ離れになってしまう。「いつの日か、歌声を目印にニノを見つけ出す……」2人と交わした約束を胸に、信じて歌い続けてきたニノ。高校入学の日、彼女たちの運命は音となり、唐突に鳴りはじめた……!「ぼくたちは ほんとのこころを かくしてる」

覆面系ノイズ 

 正直、絵柄も内容も好みではないのです。では何故見るとかと言えば…そう、「はやみん枠」です。というか、春季アニメに早見沙織が全然登場していないのはどういうことだ!冬季は結構出てたのに。なので主人公をはやみんが演じる本作を見ないといけません。番宣ラジオもはやみんがやるのでこっちも聞きます。

覆面系ノイズその2 

 最後は「フレームアームズ・ガール」。コトブキヤが展開中の人気プラモデルシリーズを原作とする異色の作品です。

フレームアームズ・ガール 

 ある日の早朝、普通の女子高校生あおの元に届けられた謎の小包。開けるとそこにはフレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自律型の小型ロボット『轟雷』が入っていた。おもちゃだ!プラモデルだ!しかし轟雷はただのフレームアームズ・ガールではなかった。通常の人工知能以上に高度な、人格を有する人工自我、AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載した最新型の試作機だったのだ。しかも轟雷を起動できたのは世界中であおたった一人。バトルデータを収集し、感情を学んでいく「フレームアームズ・ガール・轟雷」。フレームアームズ・ガールの知識0(ゼロ)の「少女・あお」。かくして、あおと轟雷、少女とフレームアームズ・ガールの奇妙で楽しい、きゃっきゃうふふな日常がスタートする!



 もはや中堅にして人妻の日笠陽子が主演。しかしひよっち、本当に器用で達者ですね。幼女からBBA年上の淑女まで自由自在に演じ分けます。そんなひよっちに敬意を表して見ることにしました。

フレームアームズ・ガールその2 

 「機動天使エンジェリック・レイヤー」或いは「プラレス三四郎」(古い!)的肉弾戦闘作品かと思いきや、PV外装武器をガンガン撃ちまくっているので、コンセプトとしてはMS少女が戦っているという感じでしょうか。Wikipediaを見ると元ネタの「フレームアームズ」には「電脳戦機バーチャロン」的な色彩もあるようですが、フレームアームズを女の子に擬人化したものが「フレームアームズ・ガール」なので、殺伐とした感じにはらないでしょう。“きゃっきゃうふふな日常”と言うておりますし。

MS少女(ガンダムマーク2) 

 うぉう!何と10作品ですよ。また毎週日曜日はスーパーアニメタイムになってしまいまそう。さらに今回選ばなかった作品からも「けものフレンズ」のように評判を聞きつけて(或いは杉田智和の評価を聞いて)視聴する作品もあるかも知れません。視聴打ち切りはシビアに見ていきましょう。あと「こっちの作品の方が面白い」的な情報があったらぜひご教示下さいませ。

2017年春季アニメ一覧その2 

視聴予定の2017年春季アニメ(その1):来季もたんと視聴しそうな予感です

2017年春季アニメ一覧

 2017年冬季アニメも軒並み10話を終了し、そろそろ終わりも見えてきました。本当に1クールって短いですね。というわけでそろそろ来月から始まる春季アニメから視聴する作品を見繕わなければなりません。来季もまた候補が沢山あるんですよこれが。まあいつものように独断と偏見でセレクトしてみました。並びはあいうえお順です。

エロマンガ先生 

 まず「エロマンガ先生」。エロが嫌いな男がいるかしら?下ネタ系は必ず視聴してきておりますのでタイトルで決定。ラノベ原作です、作者は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の伏見つかさなのでさらに期待大です。



 高校生兼ラノベ作家の和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。和泉紗霧。一年前に妹になった彼女は、全く部屋から出てこない。そんなある日、衝撃の事実がマサムネを襲う。彼の小説のイラストを描いてくれている イラストレーター『エロマンガ先生』、その正体がなんと妹の紗霧だったのだ! 一つ屋根の下でずっと引きこもっている可愛い妹が、いかがわしいPNで、えっちなイラストを描いていたなんて!?

エロマンガ先生その2 

 そういえばエロマンガ島という嘘のような島が南太平洋にありますね。「エロマンゴ島」「イロマンゴ島」とも表記されるそうですが、もっとヤバいわ!

エロマンガ島 

 19世紀にも宣教師を殺して食べていたという凄いところですが、白人がもたらした伝染病、略奪、オーストラリア開拓のための奴隷狩りによって人口が激減して島の社会は崩壊し、伝統文化などはほとんど残っていないということです名前とは裏腹に過酷な歴史が…

19世紀のエロマンガ島

 「クロックワーク・プラネット」。これもラノベ原作です。



 ――唐突だが。世界はとっくに滅亡している。1000年前に一度滅んだ地球を「Y」と名乗る伝説の時計技師が時計仕掛けで再構築した世界。落ちこぼれの高校生・見浦ナオトは、「Y」が残した自動人形(オートマタ)のリューズ、そして天才時計技師の少女・マリーと出逢う。彼らの能力が噛み合う時、運命の歯車は回り出す。破綻と延命を繰り返し、崩壊寸前の地球(「クロックワーク・プラネット」)を修復するクロックパンク・ファンタジー!

クロックワーク・プラネット 

 ヒロイン格のリューズのCV・加隈亜衣の声が丹下桜っぽくていいですね。杉田智和の「アニゲラ!ディドゥーン!!!」にゲスト出演していたのを聞いてファンになりました。最近杉田智和の影響受けすぎだなぁ。

クロックワーク・プラネットその2 

 リューズというと「銀河鉄道999」に登場したリューズを思い出します。テレビアニメ版にも映画版にも登場(設定が異なる)しましたが、映画版の方が美人だったので画像はそっちで。時間を操るというチートな能力の持ち主でした。

映画版のリューズ 

 「サクラクエスト」。P.A.WORKSによるオリジナルTVアニメ作品で、「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く「お仕事シリーズ」の第3弾。これはいやが上にも期待が高まろうというものです。でも「グラスリップ」だけは、「グラスリップ」だけは嫌ぁ!!



 主人公、木春由乃は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんになってしまう…と葛藤していたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れて残念な残念観光地だった。そんなこんなで、由乃の“普通じゃない”お仕事生活がはじまった。

サクラクエスト 

 キャラデザインが「お仕事シリーズ」の人なので絵柄は安心。しかし…ということは2クールやるんでしょうかね。まあ面白いならいいんですが。

サクラクエストその2 

 「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」。ちょっと前に話題になったLINE乗っ取り詐欺みたいなタイトルが面白いので、それだけで決定。



 地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。かろうじて生き残った種族は地上を離れ、浮遊大陸群(レグル・エレ)と呼ばれる空飛ぶ群島の上に暮らしていた。500年後の空の上で目覚めたヴィレム・クメシュは、守りたかったものを守れず、それどころか自分一人だけが生き残ってしまった絶望から世捨て人のような生活を送っていたが、思いもよらず始めた兵器管理の仕事の中で、ある少女たちと出会う。

終末なにしてますか? 

 絵柄が好みなのと、クトリという女の子が涙を流しているのにムネキュンでした。泣いている女の子には弱いんですよ。
 
泣いてる女の子には弱い 

 「正解するカド」。東映アニメーションが手がける初のCGアニメーションによるオリジナルTVアニメです。オリジナルってのは先が知られていないのがいいのですが、外すと酷い出来ということもありますね。

 

 真道幸路朗は、外務省に勤務する凄腕の交渉官。羽田空港で真道が乗った旅客機が離陸準備に入った時、空から謎の巨大立方体が現れる。“それ”は急速に巨大化し、252人の乗った旅客機を飲み込んでしまう。巨大立方体の名は「カド」。カドより姿を現した、謎の存在・ヤハクィザシュニナは人類との接触を試みようとする。カドに取り込まれた真道は、ヤハクィザシュニナと人類の間の仲介役を引き受けることになる。一方、日本政府も国際交渉官の徭沙羅花を代表として現場へ送り込む。ヤハクィザシュニナとは何者か。そして彼の狙いは何か。

正解するカド 

 凄腕の外交官って表現が陳腐で笑えますね。それにしてもPVが実写ってどういうことなんでしょう。気合い入っているということですか。それにしてもでかいなあ、カド。新型のモノリスとか。もう5本ですが、まだまだあるので残りは明日紹介します。

正解するカドその2 

2017年冬季アニメ中盤の感想:小林さんちのメイドラゴン/けものフレンズ

226事件

 本日2月26日といえば二・二六事件(古い!!)。1936年ですから81年も前の話なんですね。受験の時は「ひどくさむいぞ二・二六」と覚えましたが、「ひど」が1なんてちょっと苦しいですね。ちなみに五・一五事件(1932年)は「いくさにつながる五・一五」で、こっちの方が語呂は良かったような。

翼も出したトール 

 さて序盤の感想はひととおりやりました2017年冬季アニメですが、その時点では未視聴だった作品が2本追加されましたので、これらについては語っておこうかと思います。今季はなんと10本も見てるんですが、空前の数ではなかろうか。杉田智和にそそのかされてつい。

小林さん 

 まずは「小林さんちのメイドラゴン」。普通のOL小林さんと超絶な能力を持つ異世界のドラゴン・トールの異種間コミュニケーションを描いた作品です。異種姦じゃなくて良かった(笑)。小林さんは女性ですが、ファッションがユニセックスなのであんまり女性を感じさせないですね。

ちょろゴン達の真の姿 

 酔っ払ってなぜか山中の森に迷い込み、勢いで巨大なドラゴンに刺さった剣を抜いた小林さん。そのドラゴン・トールはメイド好きだという小林さんのために人間のメイドに姿を変えて、小林さんの自宅に住み込んでお世話を始めます。そして、次第に様々なドラゴンが集まるようになってくるのでした。小林さんの住む朧塚は埼玉県越谷市がモデルになっているそうです。首都圏の人は聖地巡礼しやすそうです。

小林さんちのメイドラゴン トール 

 ハードワークにお疲れ気味の25歳の女性システムエンジニアである小林さん。勤めている会社は「地獄巡システムエンジニアリング」だそうですが、それは原作者クール教信者の別作品である「おじょじょじょ」のヒロイン・地獄巡春の実家が経営している末端企業なんでしょうか。

滝谷真 

 同僚で友人の滝谷真は結構イケメンで、おまえらつきあっちゃえYO!と言いたいところなのですが、その招待は隠れオタクで、これが発現するとなぜか出っ歯になり、ぐるぐる眼鏡で語尾に「ヤンス」が付きます。小林さんもあんまり女を感じさせませんが、滝谷もあんまり男を感じさせないという意味で同類のようです。CV中村悠一の無駄使いにも感じます。

オタクモード 

 トールはわりとスタンダードなドラゴンで、元の世界ではケイオスケイオスの混沌側の主力として人間達と戦っていたようです。基本人間は「劣等種」として蔑視しており、しばしば毒を吐きますが、表面上は愛想良くしているので近隣とは良好な関係を作っています。ファンタジー世界では強力な種族で知られるドラゴンですが、トールは炎のブレスの他に各種魔法も使える(竜語魔術?)ので、非常にオールマイティーです。これだけ凄ければ人間を劣等種と言うのも仕方ないような。

竜眼のトール 
原作メイドラゴン 

 可愛い容姿をしていますが、よく見ると目が竜眼。目だけみるとちょっとコワイです。なお原作のトールは下のような姿で、いかにもクール信者教のキャラなんですが、アニメ化にあたってのキャラデザインは正義かつ勝利ではないかと思います。

小林カンナ 

 そのトールを頼ってやって来たのが妹分のカンナカムイ。アイヌ神話に登場する雷神ですが、度重なるいたずらが災いして、故郷を追放されてしまったとか。その割りに小林さんちに居候するようになってからは特に大きな騒ぎも起こさず、小学校に通って周囲とも上手くやっています。反省したんでしょうか。

ルコアさん 

 ルコアことケツァルコアトルは、メガテンシリーズではおなじみの竜神で、アステカ神話の“羽毛ある蛇”ですが、温和で心優しく人付き合いの良い性格をしており、魔法使いの家系で悪魔の召喚を試みていた翔太を救うために自ら召喚されたことで、使い魔として翔太の家で暮らしています。ケツァルコアトルはメガテンならかなりレベルが高くないと仲魔にできないので、ラッキーといえばラッキーですが、巨乳なサキュバスだと誤解されているよう。

ファフニールさん 

 唯一の雄のドラゴンであるファフニールは人嫌いで無愛想ですが、なぜか気まぐれで人間界に住むことにし、トールから大山猛の名を与えられ、滝谷の部屋に居候することになりました。その後は滝谷の趣味に染まり、コミケに作品を出すまでになりました(全然売れなかったけど)。これはかなりのオタクでは。

出てこないエルマ 

 そしてED「イシュカン・コミュニケーション」を歌うちょろゴンずの一員であり、OPでは最初から登場しているエルマはなんと7話まで未登場。次回8話でようやく登場するようですが、番宣ラジオでもCV高田憂希がネタにされまくっていました。

ツノをつけたちょろゴンずの中の人達 

 基本癒やし系アニメなんですが、クール教信者原作らしくしばしば毒をぶっ込んできます。ドラゴン同士の遊び(じゃれあい)とかドッジボールは人間にとっては超絶戦闘になりますが、被害の完全復旧や記憶操作など、なんでも出来るのだったらもっと激しいバトルシーンも展開して欲しいですね。

怒りのトール 

 続いて一回見ると知力が1下がると思われる「けものフレンズ」。たーのしー!なんですが、ゲーム、マンガ、アニメとメディアミックスな展開をする中、主力であるはずのゲームがアニメが始まる前に終了してしまったという。すごーい!キミは間が悪いフレンズなんだね!アニメが大人気を読んでいますが、親会社はすでにオワコンと見なしていて、再開する意向はないようです。まあ私も存在すら知りませんでしたしね。

フレンズのみなさん 

 舞台は世界中の野生動物が集まる巨大な動物園でありジャパリパーク。現生種だけでなく絶滅種やUMAも存在しているという謎施設ですが、しばらく管理がなされておらず、崩壊しつつある模様です。動物達はサンドスターという謎のエネルギーによってフレンズ(アニマルガール)化しており、外見や生態に元の動物の特徴を残しつつも、姿はまるでコスプレしている女の子のようになっており、自然界における捕食・被捕食関係も失われています。

 サーバルちゃんかばんちゃん

 大きさはほぼ均一で人語も解しますが、人間の姿には慣れていないので声の出し方や手の使い方がぎこちないフレンズがいたり、文字が読めなかったり智恵が足りなかったりします。「ジャパリまん」という饅頭型の共通食料がどこからともなく出てきて皆それを食べていますが、野菜などからジャパリまんを作る設備がなお稼働しているようです。

持ってるのがジャパリまん 
じゃぱりとしょかん 

 記憶を失って「さばんなちほー」を彷徨っていた「かばん」(大きなかばんを持っていたことからサーバルちゃんが命名)は、自分の正体を知るべく、出会ったサーバルやラッキービーストと共に「じゃぱりとしょかん」を目指して旅をしました。7話でたどり着いた図書館で、アフリカオオコノハズク(博士)たちに自分の正体が「ヒト」であることを教えてもらいましたが、既にヒトは絶滅したと聞かされます。これからは生き残りのヒトを
探すべく、ヒトに適したちほーを探すことになります。

ジャパリバス

 これまで通過した場所としては、「さばんなちほー」のほか、「じゃんぐるちほー」「こうざん」「さばくちほー」「こはん」「へいげんちほー」、そしてじゃぱりとしょかんがある「しんりんちほー」がありますが、快適に住めそうなのは「こはん」かな。ビーバーとプレーリードッグに家を建てて貰えば結構快適に暮らせそうですが。

ラッキービースト 

 ラッキービーストはフレンズ達から「ボス」と呼ばれており、どうやらジャパリパークが正常に営業していた頃は観光客のガイドをやっていたようですが、かばん達と一緒のラッキービーストはアップデートがされていないらしく、データの現状が一致しないとしばしばフリーズするなど、頼りないところがあります。フレンズが話かけても一切応えず、かばんの声にしか反応しなのは、動物とヒトを見分けてのことのようですが、時折目を光らせて、電子音ではない声で喋り始める事があるなど、色々と謎を秘めています。

アライさん 
フェネック 

 それからアライグマとフェネックがなぜかかばんの後を追っているのですが、どうやらその理由も物語の根幹に関わるもののようです。番宣ラジオはサーバル、フェネック、アライグマでやっていますが、三人が出会うのは終盤なんでしょうか。

トキのハイライトのない目 ツチノコ
目のハイライトが消えかかったかばん 

 トキのような絶滅危惧種、ツチノコのようなUMAは目にハイライトがないという特徴がありますが、博士たちにヒトが絶滅したと聞かされたかばんの目からもハイライトが消えかかりました。これは何を意味しているのか…。実はヒトは完全に絶滅しており、代わりに動物達が一生懸命ヒトの真似をしているのがフレンズ、なんてことだと哀しすぎるんですが。それでもサーバルちゃんをはじめフレンズ達は明るく無邪気に生きて行くのかな?でもジャパリまんの供給システムもいつまで保つのか…

フレンズいろいろ 

 博士達が「合わないちほーでの暮らしは、寿命を縮めるのです」と言っていましたが、ヒトであるかばんとサーバルちゃんは明らかに居住に適切な「ちほー」が異なるので、これは別れのフラグなんでしょうか。サーバルちゃんの底抜けの明るさがなかったらかなりの鬱展開になっていた気がするだけに、別れは辛いなあ。

ライオン対ヘラジカ スナネコさん
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